「人生は苦なりという真理」
釈尊の基本は、そもそも人生は苦しいものだと。
苦しいことがあたり前なんだと。これを避けよう
としたり、逃げようとること自体が宇宙の真理
に逆らう事だとします。これを避けようとして
神仏を使おうとしたり、新興宗教や有料先生に
金銭を与えて逃げます。これは苦しみを倍加さ
せる結果に必ず成ります。宇宙の真理に逆らう
からです・・・・。
「八正道」
釈尊は、人間の苦しみを無くする方法は、
苦しみから逃げようとすることではなく、
⑴正しく物事を見ること「正見(しょうけん)」
⑵正しく物事を考えること「正思(しょうし)」
⑶正しく語り、正しい言葉を使うこと「正語(しょうご)」
⑷正しい行為をすること「正行(しょうぎょう)」
⑸正しい日常生活をすること「正命(しょうみょう)」
⑹正しく努力し、頑張ること「正精進(しょうしょうじん)」
⑺正しい願い(感謝)を持つこと「正念(しょうねん)」
⑻正しく決意うこと「正定(しょうじょう)」の以上、
八つの道「八正道(はっしょうどう)」を説かれました。
八正道の解釈は、それぞれ色々あるでしょうが、
私はこの中で、⑴と⑵が最も大事だと感じます。
これが誤れば、⑶以後が全て間違った方向に行くからです。
釈尊は正見と正思を合わせて、
『正知』が最も重要だと伝えます。
正知、物事を正しく知る。
正しく知るべき、対象は大変広く多いです。
生活、学問、信仰・・・・人生の全てです。
正しく知る事は、過去生からの縁や運も
必要なぐらい難しいことかも知れません。
釈尊の直伝は、四諦(したい)とその中の八正道です。
これらのエッセンスは、現状を受け入れ、
感謝して生きる事だけだと、感応します。
その他全ては、釈尊亡き後、数百年後から始まった、
釈尊不在の捻じ曲げた哲学解釈の蓄積です。
本当の釈尊の教えは、明るく、生きる力に溢れたものです。
仏教の根本基本である四諦(したい)は、
⑴人が生きるということは苦であるという真理
⑵その苦の原因は人間の執着にあるという真理
⑶この苦を滅した境地が悟りであるという真理
⑷その悟りに到達する方法が仏道であるという真理
この中の特に⑴が、釈尊の基本にあります。
そもそも、人生は苦しいものだと。
苦しいことが当たり前だと。
これを避けようとしたり、逃げようとすること自体が
宇宙の真理に逆らう事だとします。
これを人間は避けようとして、
神を使おうとしたり、苦しみを無くす事が出来ると
「自称」する人間に、金銭を与えて逃げようとします。
これは、苦しみを倍増させる結果に必ず成ります。
宇宙の真理に逆らうからです。
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お客様の声
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