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6/1(土)「『一切皆苦』幸せも変化していくから、どんな幸福にも別れという苦しみを持つことを決して忘れてはならない」」

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原始仏典ダンマパダ20章-278番

「ブッダの真理のことば 感興のことぱ」中村 元訳 参考

 

「『一切皆苦』

幸せも変化していくから、

どんな幸福にも別れという苦しみを

持つことを決して忘れてはならない」

 

自分の心とは、
捕まえどころが無いものであり、
すぐに動揺し、
自分の欲望のままに思考をします。
このような心を守って落ち着かせることが、
人生で一番重要なことなのです。
自分の心を守ることが、
幸運をもたらします。
「原始仏典 ダンマパダ 第3章(第3・4節)35・36番」

 

(感想)
自分の心こそが、
コノ世で一番の厄介モノかも知れません。
この場合の心とは、
自我(じが:ワレヨシな思い)のことであり、
心の奥の真我(しんが:良心・仏性)とは分けます。

 

(中略)

 

結局は、相手の問題では無いのです。
自分の心の問題なのです。
自分で自分自身の心を安心させない限り、
すべての安定は来ないことを釈尊はこの章で仰っています。
自分の最大の敵は、
自分自身の自我だったというオチです。
どんなに他人を責めましても苦しめましても、
自分の自我を丸く収めない限りは安心は「来ない」のです。

 

そして
、自分の心を安心させた者には、
幸運のほうから自ら来てくれるのです。
求めなくてもです。
逆に、
これが本当の自分の気持ちだと
思い込んでいる自我に居直ると
さらに不幸や
厳しい状況が起こってきます。
この法則をよくよく
認識しておく必要があります。
素直さ、潔さ、感謝、
自分を省みようとする勇気、
とっても大切なのです。
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