「『目覚める』とは
感謝するべきことに気づくこと」
人の心とは直ぐに動揺し、
心配で揺れ、自分自身で守り難く、
制御することが難しいです。
しかし知恵の有る人は、
これをすぐに真っ直ぐに直します。
まるで、
弓矢の達人が緩んだ弓の弦を張り直すようにです。
(原始仏典 ダンマパダ3章-33番)
(感想)
ここで言う知恵とは
、法律や理論理屈を知る知恵だけでは無いのです。
理屈や理論だけで、
人の心の動揺を抑えることは出来ません。
釈尊の言われる知恵とは、
(1)自分が愛情力を持つことであり、
(2)情け心を持つことであり、
(3)思いやりを持つこと、
(4)母性力を持つこと、
(5)更には、
自分がそれに執着することから離れることを指します。
でも、これだけでも完全ではありません。
人の心の動揺を抑えることはまだ出来ないかも知れません。
最後に必要なのは、「霊的な知恵」なのです。
心を安定させるには、
「コノ世の法的な知恵と理屈」
「上記の5つの心の在り方を意識すること」
そして、霊的な知恵として、
(6)先祖(遺伝子DNA)への
感謝をして行くこと。
「生かして頂いて ありがとう御座います」と
先祖に感謝を常に送ります。
(7)人類の右胸に住する良心(真我・仏性 )に対しましても、
それでも自分が生かされていることへの感謝の意味で、
自分なりの感謝の言葉でも良いですから、
「生かして頂いて ありがとう御座います」と送ります。
この7つの心の在り方が、
理屈を超えて変化を起こすと私は感じています。
このようなことを知って置くことも、知恵なのです。
人の人生に違いを生じさせます。
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