「目の前のことにただ一生懸命打ち込む」
自分の肉体が水を満たして
割れやすい素焼きの陶器だということを
認識しましょう。
そして、
これに宿る自分の心を御城のように固く守りましょう。
そして、
知恵を武器として自我(ワレヨシ)という悪魔と戦うのです。
その過程で自分が働いて勝ち得た財産を守りましょう。
ただし、
その財産にも執着しないことが、真の勝利者なのです。
(原始仏典 ダンマパダ3章-40番)
(感想)
(1) 自分の肉体が弱いものであることを認識し、
よく肉体をいたわり大切にしましょう。
(2) そして、自分の心だけは、
何があろうと強く守る決意をしましょう。
(3) 知恵で心を制御しな、
色々な欲望に打ち勝ちながら、よく働きましょう。
(4) そうして得た自分のコノ世の財産は、
よく守ることが正しいのです。
(5) でも、その財産にも、
心の奥では執着して「いない・ing」ことが、
人としての完成なのです。
このように釈尊の御言葉が響いて来ます。
釈尊という御方は、
非常にバランス感覚が優れた人でした。
ただの堅物では無いのです。
王子として生まれてコノ世の贅沢の栄華を知り、
そして極限の最下層の人々の生活にも自ら飛び込まれました。
当時は貴族が最下位のカーストと接触をするだけでも、
死罪にも成りかねないことでした。
釈尊の場合は元王子だけに、
やはり常に危険がありました。
そして、
コノ世の最高も最低も経験した上で
出ている言葉がこの章です。
人間の一生がこれに表現されています。
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お客様の声
君津本店
●「保管、いつものやってますか?
」とお電話でのお問い合わせ。「あ
りがとうございます!!」と元気の
いい声でした。
阪急メンズ東京
●先日、ロエベのブルゾンをキャン
セルしたお客様が再来店くださり、
前回はキャンセルしたけど、大事に
着ているものはお願いしたくてとお
持ちくださいました。よろしくお願
いいたします。