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「他はこれ我にあらず。あなたはかけがえのない自分の人生を生きるために来ています」4/9(火)

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「美しい感動を呼ぶ言葉」

 

今日のお話は「他力・大悲のひかり」です。

大悲とは、阿弥陀さまの限りない慈悲のことで、

親鸞聖人はこの阿弥陀さまの慈悲をたたえて

 

煩悩にまなこさへられて

摂取の光明みざれども

大悲ものうきことなくて

つねにわが身をてらすなり

『高僧和讃』

と述べられました。

 

「摂取」とは、仏さまのすくいのことであって、

これが大悲のはたらきにほかなりません。

 

さびしいとき

 

私がさびしいときに、

よその人は知らないの。

 

私がさびしいときに、

お友だちは笑うの。

 

私がさびしいときに、

お母さんはやさしいの。

 

私がさびしいときに、

佛さまはさびしいの。

 

(『金子みすゞ全集』より)

 

なんという美しい感動を呼ぶ言葉でしょう。

ここには、「慈悲」のこころがあますところなく

表現しつくされています。

 

なぜなら、他人の苦しみ

列してや悩み、

悲しみやさびしさを知り、

それを自らのものにする心が慈悲といわれているからです。

 

私たちもこういった情緒的な感性、

相手の身になって深い部分を感じれる繊細で純粋な心を

育てていきたいです。

 

そういった繊細な心が

決して同情心ではなく

相手への思いやりや親身になった慈悲心

つながっていきます。

 

『大悲のひかり 法語カレンダーより抜粋転載』

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