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「大自然に生かされていることを日々に、感謝して行くこと」12/27(水)

更新日:

 

寒さや暑さにさらされること。

飢餓感や喉の渇きに

責められること。

強風に吹かれ、

日光に照りつけられること。

蚊に血を吸われ、

蛇に身体の上を這われること。

これらすべてに耐えて克服しなさい。

そして、どんな交わり、

集団の中に自分がいましても、

自分一人で歩く覚悟を持ちなさい。

まるで一本角が立つ

サイのように一人で歩みなさい。

[原始仏典『スッタニパータ』

     第一章第三節-五十二番]

 

これを現代社会に置き換えますと、

寒さや暑さ⋯⋯家庭や会社の中で、

自分が置かれる精神的な環境。

飢餓感や喉の渇き⋯⋯自分の収入・財産の有無。

強風や日光⋯⋯他人からの風当たり。

蚊や蛇の害⋯⋯他人から心身を害されること。

 

このように言い換えることが可能に感じます。

二千五百年前に人間の生死を左右した問題は、

現代ではそれを克服する環境にあるために、

現代社会に合わせて言い換える必要があります。

 

釈尊がこの項で言われた最初の示唆は、

どの時代でも言い換えることが可能になる例えです。

その本質の意味を継承することが可能になるように、

予見されて使用されていることを感じます。

釈尊は、未来の時代に合わせて

言い換えられることまでを

知っていたと思われます。

やはり釈尊が使用された言葉は、

一見は平易な言葉に思われましても、

一切のムダがない深い意味が込められています。

 

二千五百年前の環境では、

自然界におけます四つの困難により、

やはり多くの人が死んでいると思います。

しかし現代でも、前記の四つの社会問題により、

自殺する人が後を絶ちません。

大昔の大自然による死=

今の社会問題による自殺死。

つまり、どの時代におきましても

人が死ぬ問題が必ず存在し、

その原因だけが変わっていくと言えます。

 

では、今から二千五百年後の未来社会では、

人類は何により死んでいくのでしょうか?

おそらくガンなどは完全に克服されており、

病気で死ぬことがなくなっていることでしょう。

でも必ず、未来には未来における何かで

死ぬ問題が存在していると思います。

 

それは意外にも、

*他人のためになることを、

一定期間内にしないと死ぬ病気。

*他人に愛情や思いやりを出さないと、

自分が死んでしまう病気。

*何かを育てないと、

自分が死ぬ病気。

つまりガンやウイルスなどで

人が死ぬ時代は終わっており、

「他人への奉仕の有無」

「心の問題」で生死が決まる時代が来ると、

私は感じます。

 

人が神仏に向かって進化するとは、

こういうことではないかと感じます。

神仏はいつの時代でも、

育てる一方の存在です。

 

ただし、どの時代にも未来社会にも

貫徹する最高の思いは、

「感謝をする気持ち」、

これであると私は信じています。

 

未来社会では、

いったい人は何によって死んでいくのか?

最終的にはアノ世が消えて、

コノ世だけになるために不死に至るのか?

 

これを想像するだけでも、

人が長く大きな視点を持てるためのヒント、

人が今の時代をより良く生きるための

ヒントがあると感じます。

 

「柔訳 釈尊の教え 第一巻」

 

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お客様の声

君津本店

★「カレンダーもらいに来ました。

あってよかったー。ありがとう。」

と、カレンダーファンの方は皆さん

明るい、元気な方が多いです。70代

の女性ですが、「娘がファンなんで

す。」と。

 

木更津店

●午後から品物を出しにきてくれま

した。午前中は、お持ち帰りの方が

多かったです。

 

伊勢丹新宿店メンズ館

★ウールのロングコートをご自身で

洗濯され、前身頃も後も袖もかなり

型崩れしていました。お客様も、も

うダメ(元には戻らない)だと思っ

ていましたが、こんなに元通りにキ

レイになってうれしい!と、すぐに

着用されて、着た感じもよいですね

。と、大変お喜びでした。

(40代 女性)

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