嫉妬深くて、他人に分け与えることが嫌いで、
ウソを言う人は、どんなにキレイな言葉を言っても、
どんなに立派に着飾っても、
聡明で美しい人にはなれません。
嫉妬深いこと、他人に分け与えることが嫌いなこと、
ウソを言うこと、このようなことと絶縁し、
自分の中から根絶し、他人を恨むことをせずに、
聡明であること、
このような人こそが「真に美しい人」だと言えます。
[原始仏典『ダンマパダ』
第十九章―二百六十二・二百六十三番]
人間は自分の顔が大切です。
そこには、その人の「見えないはずのモノ」である
誠意・愛情、慈悲.思いやり力・生き方・生活・現状⋯⋯、
そのすべてが表れているからです。
しかし多くの人間は、
顔かたちという「見える形」しか見ようとはしません。
でも形ならば、必ず劣化していくのがコノ世の宿命です。
しかし「見えないはずのモノ」は、
年を経ても劣化するどころか輝きを増すことが可能なのです。
*そのうちに消えて行く「見える形」を重視して
人生を選ぶのか?(交友関係・結婚・仕事⋯⋯など)。
*そうではなくて、その相手の
「見えないはずのモノ」を重視して見るのか?
この違いだけで自分の人生も老後の生活も、
運命も本当に変わって行くのです。
人間は、自分の顔を今の生き方から
作っている最中だということを忘れてはいけません。
自分の顔は、日々変化しているのです。
死ぬまで自分の顔を作り続けて、
最後に自分の顔を神様に奉納してからコノ世を去ります。
このように考えますと、
日本の伝統文化である能面とは奥深いものです。
誰もが自分の人生という舞を踊りながら、
自分の能面を作成中なのです。
いろいろな能面があります、
憤怒の能面、冷めた視線の能面、嬉々とした能面、
そして翁(老人)の御面。
自分の顛末(物事の過程)が御面に刻まれていきます。
コノ世の結果ではなくて、
その過程が刻まれるのです。
でも、コノ世の人々は、
社会的な結果という
「見える形」が御面に刻まれると勘違いをしています。
自分の御面に刻まれるのは、
その人の「見えないはずのモノ」である
誠意・愛情・慈悲・思いやり力・生き方・生活・現状なのです。
自分の老後には、イヤしい御面をかぶりたくないものですね。
今日も自分の御面に生活を刻んで生きましょう。
「柔訳 釈尊の言葉 第二巻」
著:谷川 太一より抜粋転載
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お客様の声
君津本店
●綿コートの襟足の汚れがきれいに
なって、喜んでいただきました。
(50代 女性)
伊勢丹新宿店メンズ館
●ダウンジャンバーをお引き取りに
なり、気になっていた臭いが、「や
っぱりここで洗ってもらうと取れる
んです。」と、今日もお喜びでした
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クリーニングのお勉強
●薄いシフォンのブラウスですが、
クリーニングした後に、
縫い目の周辺に
糸がつれたように縫ジワが目立ちます。
なぜこのようになってしまったのですか?
この状態を見ると、
クリーニングをしてこうなったのではなく、
「シームパッカリング」という縫製の糸の
引きつれが原因だと思われます。
縫製の際のミシン掛けに問題があったのでしょう。
こんな場合は仕立て直しをしないと
直すことができません。
「Q&A クリーニングクレーム120」
著:澤 浩平 より抜粋
※ミシンで縫う時の糸のテンション
が強すぎると、縫い目が引きつって
シームパッカリングが起こります。
シャツなどでは、わざとパッカリン
グを起こした、パッカリングシャツ
もあります。また、逆に、パッカリ
ングを起こさないように、4本針の
ミシンで縫う、フラットシームとい
う縫い方もあり、ゴロツキがないた
め、下着などに使われています。
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