幼き人が、自分はまだまだ精神的に
子どもだと思えたならば、
その人はもう大人である。
幼き人でありながらも、
自分はもう大人だと自分自身で思い込む人こそ、
周囲から幼いと言われます。
「原始仏典『ダンマパダ』第五章-六十三番」
人間は自分のことを一番に知りませんし、
自分自身のことが一番分からないのです。
では、自分のことを一番知っているのは誰か?
と言いますと、周囲の人の方が自分の本質を
まだ正確に知っています。
「汝自らを知れ」とは、
古代ギリシャの賢人ソクラテスの名言です。
ところで悟りとは、「自分の正体を見抜くこと」
がその本質にあります。
自分の正体を自分で見抜いたときに、
本当の安心感が訪れて来ます。
まさに「汝自らを知る」時が、悟りです。
この項で釈尊がおっしゃりたいことは、
「謙虚になれ」とか「控えめに考えろ」とか、
「感謝しろ」とかではなく、
「人間は自分自身を分かっていないことを、知って
おきなさい」「その前提で、人生を生きていけば
大丈夫ですよ」
という教えを感じます。
今日も自分というアホの子を育てましょう。
「自分自身を育てる意識」を持つ人は必ず
幸福になっていきます。
これは霊的に正しいのです。内在する神仏の心で
ある良心という創造神を右胸に宿す人類は、
自分自身の心を自分が育てる、良い景色を見せて
あげる、良い思考を持つようにしてあげる、
さらには、少しでも体に良いものを食べさせて
あげる、早めに寝かせてあげて、朝の清まった
気持ちの良い空気を吸わせてげる・・・・
と自分で自分自身を育てる気持ちが大切です。
多くの人間は、自分でわからない自分自身を
いじめています。これでは運気は上がりません。
自分をいじめる気持ちでは、本当の自分に復讐
されます。
「おまえ幸福なんかに絶対しな!」と恫喝する
生霊の正体は、昔のその人自身であったりする
事が多々あります。昔の自分を毛嫌いしたり、
自己否定しないことも大事です。過去に、それ
でも生きた自分であるから、今の自分がいます。
まずは、自分自身を育てていきましょう。
育てるために努力している自分を好きになりま
しょう。とにかく自分のことを好きでいることが
大切です。
ネガティブには気をつけましょう。
自己否定的な自分を育ててしまいます。
柔訳 釈尊の言葉 第一章
著:谷川太一より抜粋転載
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お客様の声
君津本店
●「修理も預かってもらえるんです
か?」と、本日2名様から、クリー
ニングと一緒にお預かりしました。
「助かります。」と。
伊勢丹新宿店メンズ館
●ダウンの首回りや袖口の汚れが取
れていて、とてもご満足いただきま
した。