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「割り切ることも必要です」4/29(土)

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これまでの章を読めばよくわかりますが、

老子の思慮深さや、

現代社会にも通じる予言性の正確さは、

人知を超えた存在の言葉であることを証明しています。

 

この真の聖人である老子が言う理想の国家の姿とは、

*小さい国土で、人口が少ない。

*最先端の文明の道具や、

国家を守るための最新の武器を保有はするが、

自ら使うことをしない。

*あえて、原始的な生活をして楽しむ。

*自分の国の食事・衣装・家・習慣を大切にして守る。

*隣国とは、どんな近距離でも断絶して、

一切の交流を禁止する鎖国をする。

 

これが老子が示す理想の国家像です。

何と過激で時代遅れの考えだと思う現代人は多いことでしょう。

しかし、現代のイギリス・ドイツ・フランス⋯⋯、

移民政策を実行した国々では街を破壊するほどの

住民同士の騒乱が頻発しています。

多くの死者も未だに発生し続けています。

過去の歴史を見ましても、

千年経過しても同じ国内において

違う民族同士が争うことが起こります。

 

このような現代社会の大問題を見ましても、

やはり二千五百年も前に発した

老子の言葉の先見性がわかります。

つまり、民族問題とは、

どんなに美辞麗句を使って怨念を解消しましても、

第七十九章の指摘のように解決は難しいのかも知れません。

 

やはり民族問題は人類のサガと割り切って、

お互いを「尊重して」棲み分けをするほうが、

穏便に世紀が進むのかも知れません。

 

ただ、この老子の理想の国家になれる可能性を持つのは、

地理的にも内容的にも日本が一番近いようです。

しかし、日本は資源がない貿易立国ですから、

経済交流だけに限定して交易して鎖国をすれば、

老子の理想国家が出現するでしょう。

 

すでに日本を愛して帰化した外国人が、

日本人として平等に暮らせることを保障するのは大切です。

そして、逆に日本が嫌いな日本人には、

お好きな外国への移住を勧める政策がよいかも知れません。

 

マスコミも政治家も含めて、

日本で安全に暮らして大金を稼ぎながら、

日本が困り不利になることに嬉々とする輩が

存在するのは自然(道)なことではありません。

これほど卑怯で不公平なことはありません。

これからの日本の大問題となることでしょう。

 

「柔訳 老子の言葉」

著:谷川 太一より抜粋転載

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