コノ世で幸運が与えられる人間になるには、
「質素倹約」を実践することが最重要であり、
これがすべての「始まり」を生むと老子が言っています。
質素倹約を真面目におこなっていれば、
①日々の生活の中の色んな真理に気が付くようになり始める。
自分が気づけなかった、
色んな「有り難さ」=「真理」に
気づき始めるということです。
コノ世のすべてが奇跡の産物であり、
その「もったいなさ」に気が付けるのです。
そして
②日常の中の色んな有り難さ(真理)に自然と気が付きますと、
自分なりの善行を始めるのです。
自分の良心(真理・内在神)に従った生活を重ねていきますと、
多くの徳が貯まっていきます。
多くの徳は幸運を呼び、何でも与えてくれます。
③その幸運は、際限を知らないほどの希望を実現させて、
国家を維持させることも可能にさせます。
④このようなことを可能にさせる存在とは、
その国土の大いなる母性神であり、
その人間の「質素倹約」「徳を積むこと」の実践具合を
陰から見ているということなのです。
これが永遠の繁栄を生み出させます。
このようなことを実践した日本人では、
企業の再生請負の達人と評されました
土光敏夫さんが有名です。
とにかく「質素倹約」を
会社や社員に言うだけではなく、
自分自身が一番の質素な生活の実践者でした。
このお方が関わった企業は、
なぜか不思議な力が関わるように再生して繁栄しました。
土光氏が政界の御意見番に呼ばれてから、
日本の停滞した行政改革が進んだとも評されました。
また、昭和天皇も質素倹約に徹されたということです。
昭和天皇も教養として、老子の教えを勉強されたことでしょう。
昭和の日本は、神武景気と呼ばれるほどの発展を果たしました。
偉大なお方たちの背景には、
老子の第五十九章が存在していたようです。
質素倹約は、昭和天皇から今上陛下へと正しく伝わっていると感じます。
天皇陛下の愛車は、生産後二十年を超えるインテグラです。
この章での私の興味は、
老子が大いなる存在を「母性」と表現することです。
他の章でも「父性」ではなくて「母性」でした。
やはり育てる存在は、この宇宙では母性なのです。
男性でも母性を持つことが、幸運や成功するためには必須なのです。
私の文章を女性が書いたものだと思われる方がいますが、
これは光栄なことなのでしょう。
人類は性別を超えていき、
最後は心が母性になることが理想なのです。
心が母性の観音様になることが、
人間がミロク菩薩になるという秘密です。
これから生きる人間から、
多くの無数のミロク菩薩が誕生することでしょう。
太陽にも与える一方の大いなる母性を感じます。
似た者同士が引き「会う」法則により、
母性を発露させた人間は、
暗い月ではなくて太陽に帰ると私は思います。
「質素倹約」をケチだとか暗いとか思わずに、
自分の生活の中で意識してみましょう。
そして、自分の良心に従った生活をおこなうことが、
すべての幸運の原因となります。
「柔訳 老子の言葉」
著:谷川 太一より抜粋転載
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