色々と考えて出したジャンケンは負ける。
相手の目を見ながら考えずに出したジャンケン
は勝てる確率が上がる。
このようなことが実はあります。
「人間の脳は、考え始める前に出すジャンケンを
すでに決めている」という検証が、過去のテレビ
番組で行われていました。
自分で考えて「チョキ」を出そうと考え始める
前に、相手と向き合った最初の時点で「チョキ
を出す時の脳の領域」が光るサインを先に出して
いました。つまり、その人は考えて「チョキ」
にすると決めたと認識していますが、その前
の無意識の段階で脳が「先に決めていた」
「知っていた」可能性が脳科学的に検証されて
いました。
もしこれが正しければ、運命というものについて
も同じことが言えます。私たちに起こる社会の
現実は、自分が「考えた」希望ではないことが
自分自身の「選択」により起こっています。
その自分がした「選択」は、先に無意識に脳が
決めている可能性が高いのです。自分で悩んで
選んだつもりでも、先に自分の脳が決めて
いるのです。
では、脳は何を持って、自分に不利益な選択も
含めて事前にしているのでしょうか?
これは、「それまでの自分の生活の行いから
来る反射の磁気」が、先に脳に判断と運命の
選択をさせているのです。つまり、ある瞬間の
思考や行いではなく、「それまでの自分の生活
習慣」が日々の自分の選択を左右し、貴方の
運命をしっかり決めているのです。
だから、
一、自分の良心に恥じない生活をしていくこと。
二、先祖に日々の感謝をしていくこと。
三、自分の心の奥底に宿る大いなる存在
(良心・仏性)に感謝していくこと。
このような習慣が、自分の脳が行う選択を左右
「させていく」のです。さらに言えば、運命は
意識した生活習慣により簡単に「変わって行く」
ということなのです。
一番に畏れるべきは、自分が「した」色んな思考
や行為が、今の自分の脳の働きを決めさせている
ことです。自分の無意識下の脳は、自分自身を
エコヒイキすることなしに、淡々と正邪の判断を
していくのです。
「汝の一番の敵」は、自分がした行為からの反射
を統合する自分の脳だった。
ということなのです。すべてを見て知っている
自分の脳を誤魔化すことは不可能です。弁解も
不要です。
この章で老子は、自分の良心に恥じない・心配
しない「自然体」でいることができれば、
自分自身の脳力(能力)が最大限に発揮されるの
が人間だと示唆しています。
野球の大谷恭平を見ていればそのことが
とても分かります。
逆に、自分の欲望に合わせて、あれやこれや
と策謀をして熟考したつもりでいましても、
その人物がしたきた「行為」からの反射を、
脳は淡々と選択させていくことでしょう。
自分の自我で懸命に身構えていましても、
長い選択は出来ないのです。色々と
「考える」よりも、自分の良心に恥じない
生活を「行う」ことの方が、良い選択(運命)
を自分にもたらします。
自分の思考よりも、自分の良い行為の実践
を信じましょう。いくら考えても仕方が
ないということなのです。
柔訳「老子の言葉」著:谷川太一より転載
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お客様の言葉
全国宅配
★50代、男性
仕上がりが丁寧。高級品はここか麻布の
レジュイールにしか出しません。
君津本店
●「イセタンにもあるんですねえ～」驚き
の声を頂きました。
●パンツの裾のシミ抜きに出されたお客様が、
「今度はもう少し丁寧に履きます」と、笑って
おっしゃっていました。
伊勢丹新宿メンズ館店
●ダウンの衿袖口の汚れが綺麗に落ちている
ので喜んでお持ち帰りになられました。
阪急メンズ東京店
●リピーターのお客様がパーカー他9点お持ちに
なり、シミ抜きを依頼されました。白のパー
カーなのでシミが落ちるのかどうかご不安な
様子でした。