「己の心を安心させない限り、心の安定は来ない」
(独自の訳)
自分の心とは、
捕まえどころがないものであり、
すぐに動揺し、自分の欲望のままに思考をします。
このような心を落ち着かせることが、
人生で一番重要なことなのです。
自分の心を守ることが、幸運をもたらします。
【原始仏典「ダンマパダ」第三章-三十五・三十六番】
自分の心こそが、この世で一番の厄介者かも知れません。
この場合の心とは、自我(我良しな思い・自己中心的で
自分勝手な思い)のことであり、心の奥底にある(良心・仏性)
とは分けます。
例えば、夫婦や家族関係、職場の人間関係にしても、
些細なことで相手に疑念や不満を持つことがあります。
それについてお互いが話し合って、すったもんだしたところで、
その日を限りにそういった問題は解決するのでしょうか?
本当に終わるのでしょうか?
自分の中でスッキリと完了の幕引きが出来るのでしょうか?
これが無理なのです。やはり自分の心は常に疑念や不満を
自動的に模索しています。まるで二十四時間不眠不休の
リサーチロボットのようにです。
結局は、相手の問題ではないのです。自分の心の問題なのです。
自分で自分自身の心を安心させない限り、心の安定は来ないこと
を釈尊はこの項で仰っています。つまり、自分の最大の敵は、
自分自身の心の自我だったというのがオチです。
どんなに「あの人が○○だからぁ~」と、家族や他人を責めても、
相手と約束をしても、互いに苦しんでも、自分の自我を丸く
収めない限りは、安心も安定も「来ない」のです。
そして、自分の心を安心させた人には、幸運の方から来てくれる
のです。自分から求めなくても、です。幸運とは人間の安心感が
大好きな生き物なのです。運気なのです。
幸運が一番嫌がるのは、人間の怒りであり、相手を悪く思ったり、
妬んだり憎んだりする気持ちです。
だから、自分の心を安心させる生活を家庭でも職場でも意識して
いますと、この世は絶対に様々な問題も大丈夫に成っていきます。
そのように安心の事象が出現していく法則が存在しています。
自分を安心させるためには、「それでも生活ができていること」
に感謝をして、現状のすべてを失くした場合を想像しますと、
改めて目が覚めます。
そして、今の生活の中に自分なりの感謝の「ありがとう」の気持
を置いていくことが大切ですね。
今日もより良く生きる智慧を学ばせていただいて有難うございます。
皆さんの仕合せを心より念じております。
【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より抜粋転載
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日本人の道徳心
「生き方を確立する」
こんな自由の時代の中で、
自分の人生を自分で支配できないのなら、
あなたは時代の犠牲者でしかない。
それも正しくは自分自身の犠牲者といえるだろう。
もし、自分は他人のために起こされ、
他人のために働かされていると思ったのだったら、
考え方を変えるべきだ。
自分のことはすべからく自分の意志で決定し行動すべきだし、
それができるのである。
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今日の諺 「他力本願(たりきほんがん)」
【意味】
自分の努力ではなく、
他人がやってくれることに任せること。
人任せなことをいう。
【由来】
もとは仏教用語で、自分の修行の力ではなく、
仏様(阿弥陀様)の力によって救われるというのが正しい意味。
「本願」とは、仏様が人々を救うために立てた誓いのこと。
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