「完璧でなくても、継するする人は美しい」
自己を制して邪な行いをせず、
若いときも、中年になっても、
自制しており、他人に挑発されず、
他人を挑発しない人。
賢者はそういう人物を聖者であると知る。
（原始仏典『スッタニパータ』第一章第十二節ー二百十六番）
とても大切な示唆に満ちた言葉が述べられた項です。
釈尊曰く、
・自分の心をコントロールしたいと、制御する努力を継続する
人は、悪い行為も、自然とできなくなっていくものだ。
また、悪い改善も現実的に起こってくるものだと仰います。
しかし、子どもにも、大人にも逆に成っている人もいます。
人が幸せそうにしていると、祝福するのではなく腹が立ち逆に
壊そうとしてしまう人もいます。
とても悪い因果を創っている自覚はあっても、どうしてもやめる
ことができない。こういう場合、ほとんどは育った0歳～10歳ま
での家庭環境に原因がありました。
解決方法として、まずは、苦しかった頃の子ども時代の自分を思い
出して、その頃の自分を認めてあげて、当時の自分に復讐する思い
を持つことはやめて、辛くても生きていた自分に「ありがとう」と
感謝して行くことで過去の自分を昇華していきます
時間と共に、その苦しく辛いサガが収まっていきます。
次に因果論では
「他人に苦悩を与えない人はどんな他人からも、苦脳を与えられな
くなっていく」とあります。
でも、このように伝えますと、「真面目にしているのに、私は嫌が
らせを受けるのはなぜなんですか!？」と、感情的になられる人も
います。
でも、急がないで欲しいのです。
こういった双方の因縁がある場合、速効性のあるような話ではあり
ません。
自分が、他人に一切の苦悩を、言葉でも、態度でも、行動でも、誤解
であっても、絶対に与えない真面目な生活がコツコツと「継続した」
場合に、結果的に「そうなっている」と、気づきます。
手品のように一瞬で変化する話ではないのです。
何事も、現実はコツコツと「継続性の上でしか、改善は起こらない」こ
とを知っておいていただければ幸いです。
とにかく目標を目指して改善に向かって継続している人は美しいと、感
じます。
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日本人の道徳心
「カリスマ」
よく、リーダーになるには
カリスマ性が必要だとかいわれますが、
カリスマというのは、
もともとは「神様の特別な恩寵」
というような意味です。
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今日の諺 「前代未聞（ぜんだいみもん）」
【意味】
今までに聞いたことがないほど、
めずらしいことや、
とても大変なこと。
「前代」は今より前の時代、
「未聞」は聞いたことがないという意味。
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