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2/26(水)「泥の中にいても 自分の心は決して汚されない」

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「泥の中にいても、自分の心は決して汚されない」

独り歩み、怠ることなく、非難と賞讃とに心動じず、

物音に怯えないライオンのように、

網に捕らわれない風のように、

どんな泥水の中に入っても、

蓮の花のように泥がつかない人、

他人に示唆を与えることはあっても、

他人からの誘導には乗らない人。

賢者はそういう人物を聖者であると知る。

(原始仏典『スッタニパータ』第一章第十二節ー二百十三番)

 

この項の指摘で私が好きなのは、蓮の花のところです。

*蓮の花は、泥水の中でも、泥がスルリと落ちて泥が付かない。

*どんな泥も、蓮の花を汚すことはできない。

 

これは阿弥陀経の中に、

蓮の花の「淤泥不染(おでいふぜん)の徳」として書かれています。

どんな環境や集団の中にいても、どんな意地悪をされても、自分の心は決して

汚されないことを指します。

 

どんなに他者から嫌な刺激を受けても、自分を精神的に追い込んでいるのは、

自分自身だった、ということなのです。

これを他人の責任にしたり、他人から受けた意地悪を理由にしても、それは

ダメなのです。

原因は他人に有ったとしても、それを自分の圧力、侵害として受け取るのは、

残念ながら最期は自分自身が決めしまっているのです。

 

釈尊は断言されています。

●他人からの意地悪を、自分の心に響かせなければ、その悪事の因果は相手へ

しっかり帰っていくと。

 

蓮の花は、どんな泥水もスルリと落ちます。泥の中でも、美しく輝いて

います。これが、人間にも可能なのです。

私は他から嫌な刺激があれば、必ずお念仏します。

仏さまに嫌な刺激を感謝のお念仏と共に引き受けていただきます。

人間には「感謝だけの信仰」が絶対に必要だと思います。

 

私は決して一人で生きているのではないのです。

私は常に内在する仏さまと共に在るという

「感謝の信仰」を持つことによって、

安心と感謝と勇気が自分を守り、自分を救ってくれます。

 

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日本人の道徳心

「克己を果たす」

人はうまく行かない理由を

自分の外に見つけようとするが、

たいていの場合、

その答えは自らの内にある。

そのことに気づいていながら

素直に認めることができなくて、

外に理由を求めることもある。

しかし、己を抑える場合に

目標を間違ってしまうと、

決して己に克つことはできない。

極端なことをしてみたり、

傲慢な振る舞いをするようになるのが

オチである。

それは本当の意味の克己ではない。

克己を果たすにはまず

「知識の光と忍耐の力」を働かせて、

真の敵を見つけ出さなければならない。

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今日の諺 「猪突猛進(ちょとつもうしん)」

【意味】

まわりのことや人のことを考えずに、

一つのことに向かって、

ひたすら突進していくこと。

「猪突」は猪が突進すること。

「猛進」は猛烈に進むことをいう。

猪が猛スピードで突進していく様子から。

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