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2/25(火)「年齢と共に今を生きるいのちは若返る」

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「年齢と共に今を生きるいのちは若返る」

 

叡智あり、戒めの遵守を誓い、

そして心が静かな状態に在ることを、

最上の喜びとし、今の中に居続ける人。

落ち着き、執着なく、荒々しさなく、

どんな人からの干渉にも束縛されず自由であり、

煩悩の汚れのない人、

賢者はそういう人物を聖者であると知る。

(原始仏典『スッタニパータ』第一章第十二節ー二百十二番)

 

この項の問いかけは、

「あなたは、自分の目的を達成しても、なお引き続き努力を継続できる人

ですか?」です。

 

例えば、

1.受験が終われば、勉強をやめるのか?否か?

2.大病が治れば、時間が経てば以前の不摂生な生活に戻ってしまう人か?否か?

3.退職して仕事を辞めれば、年金だけでも生活して行くのか?否か?

 

以上の中から3の場合を取り上げてみます。

 

定年になれば退職して仕事を辞めます(今は第二の就職をする人が多い)

の後、年金をもらいながら老後も働けば、それが心身の健康も維持させて、

少しでも貯金が増える可能性があります

それも、退職前の義務的な仕事への感覚とは違って、楽しいかつまらないか、

気持ちがいいかそうでないかで、第二の職場を決めればいいのです。

こういった価値観で生きれば、損得勘定だけの窮屈なしがらみや人間関係から

解放され、心豊かな人生を送れます。

いくら雇われていても老後は、全員が「個人事業主→社長」の感覚を持って、

第二の人生を楽しんでいくと、決めるのです。

だから、死ぬまで楽しく働く覚悟を持てば生き甲斐が持てて、とてもハッピーです。

 

私の会社の職場は「素直さとやる気があれば生涯現役制」で、私を含めて60歳

以上の人が多く、まさに第二の人生を生きている人が多いいです。

ここにはよくある小さな派閥も、マウントを取り合う面倒な関係性もありません。

最高齢の88歳(もうすぐ89歳)のベテラン技術者のNさんは、今日の朝の仏参の

後、「ここに勤めさせていただいたお陰で、仕事以外に毎日仏法を学ばせてもら

って、お浄土への道を歩ませてもらって、ほんとに、恵まれて幸せもんです。」

心から喜んでおられました。😊

 

過去の栄光やしがらみを捨てて「楽しく働く人」「今を生きる人」は、精神的に若返

って、もっとも「心豊かな人生」を生きておられると、実感しています。

 

 

 

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日本人の道徳心

「切りすぎずに切る」

盆栽の名人からいい盆栽を育てるコツは、

「切り過ぎずに切る」ことだと

教えられたことがある。

植物を限られた状況に置くのが盆栽である。

だから、そのままにしてくと、

盆栽はすぐにだめになってしまう。

枝を切ることで適応能力が奮い起こされ、

いい盆栽になるのである。

人間もまた、同じである。

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今日の諺 「以心伝心(いしんでんしん)」

【意味】

言葉で伝えなくても、

お互いの気持ちが通じ合っていること。

 

【由来】

「心を以て心を伝える」という、

仏教の言葉。

仏の教えを、経典などの言葉を使わずに、

師の心から弟子の心に伝えるということから。

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