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「思いやりは自分のためにある」
釈尊が続けて返答します。
「愛欲の思いを離れ、一切の束縛を超え、歓楽による生存を滅し
つくした人、かれは転生を繰り返す深い海には沈まない」
(原始仏典 釈尊の言葉 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章9節-No.175)
誰もが因果・自業自得の+-=0、これを目指した旅をしている最中が今です。
過去の過ちに気づいたら、家族や縁ある人たちに「心からの反省と思いやりの
上書き修正」を意識していきます。結局、他に対する思いやりは自分のために
あります。
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現在マスコミを賑わせている有名人やその関係者の人たちは別として、自分の
中に欲情の火はまだまだ有るが、行動には移さない人。自制心のある社会人と
して生活している人が、数多く見られます。この自制心が大切なのです。
この段階ならば、輪廻の海を卒業する可能性が有ります。また、転生しても、善徳
の有る来生に生まれる可能性もあります。
生きてさえいれば、他人への因果となる行為をしてしまったならば、心から深く
過去の過ちを反省し、欲情の因果を別の方法で上書き修正する期間も、人間には
与えられています。
・ 思い出せば、心中で謝ること。
・ 神仏(法則を生む存在)や先祖への感謝をすること。
・ 出来れば、他人や社会のために成る行為の実践。
・ 無理ならば、自分の家族のために成る行為の実践。
とにかく、自分以外の他人(家族を含む)のためになる行為が、善徳の因果と成って、
悪い因果を善の上書き修正することも可能なのがコノ世だけの特典です。
死後には、善の上書き修正する機会はもうありません。これは生きている間の期間限定です。
死後は、自分の因果に見合った環境で、長く旅をすることに成ります。「往生要集より」(源信僧都)
自分の過ちに生きる間に気づき、反省、謝罪、改善できる人は、救われていきます。
誰もが因果・自業自得の+-=0、これを目指した旅をしている最中が今です。
「心からの謝罪と思いやりの上書き修正」を意識していきましょう。結局、思いやりは自分のために
あります。
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日本人の道徳心
「教育勅語」
明治の近代化の裏で
重要な働きをしたものとして、
私は「教育勅語」の影響が
大きかったとも思います。
教育勅語があったから、
日本は分散しなかったと考えているのです。
外国の文化がどんどん入ってきて、
下手をすると日本の伝統が
失われそうだという中で、
日本人が規範とすべき指針として
教育勅語をつくったわけです。
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今日の諺 「天下泰平(てんかたいへい)」
【意味】
世の中が落ち着いているとき。
世の中に争いごとがなく、
平和で安定している様子。
また、心配事がなくて
のんびりおだやかなこと。
「泰平」は平和なこと。
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