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2/1(土)「とにかく生活習慣が大切です」

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「とにかく生活習慣が大切です」
七岳山(しちがくさん)の神霊が、雪山の神霊に対して答えました。
「釈尊は、
・ 自分が持たない物を、欲しがる人では無い。
・ すべての生き物を、殺さないという誓いを立てた人である。
・ 規則正しい生活を絶対に守ることが出来る人だ。
・ 日々の生活の中で、禅定(ぜんじょう:精神を統一して静寂の世界に入ること)や
  仏参の習慣を絶対に止めることが出来ない人だ。
(原始仏典 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章9節-No.157)
この神霊同士の問答を見ますと、
・ 大自然の神霊が重視する視点。
・ 人間に対して、求めている内容。
を知ることが出来ます。
(1)自分に自然と与えられた物だけで、満足して暮らすこと。
(2)生活のための殺生では無くて、面白半分で生き物を絶対に殺さないこと。
(3)怠惰な生活をする人間はダメだ。
(4)生活の中で、心を静寂にさせる習慣を持つべき。
以上のような点を、神霊が重視していることが分かります。
釈尊は、このような生活をしていたということです。
でも、これは大自然の中の神社に住む神主も、このような生活をしています。
とにかく「理屈よりも正しい生活習慣が大切」だということなのです。
この生活の継続は、「大自然から愛される人間」「神仏から愛される人」を創り出すことでしょう。

 

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この項の内容は、現代仏教に対する注意点も示しています。
経典という書物の理論や教義だけに縛られることは、仏教の本意では無いということです。
経典の理屈よりも、
早寝早起き、整理整頓、作務的掃除、内省的な仏参、粗食、スケジュールに沿った一日。
・ 正しい生活習慣こそが、仏教の本質である。
これを示しています。

 

そして仏教の特徴として、
・ 日々の生活の中で、禅定(ぜんじょう:精神を統一して静寂の世界に入ること)や内省的な仏参の習慣を
  絶対に持とうとすることが大切です。
  これは日々の生活の中での、朝夕の仏参でも良いわけです。
  たとえ一分でも、神仏に向かって感謝すること。
  人が感謝をしている瞬間は、雑念がない無心に近い状態です。
  線香に火を灯すことは、心を集中させて、雑念を焼く形に成ります。
  こういう静寂の習慣を持つことで、その継続が。自分を知らない心境へと導くものなのです。
大自然の神霊は仏教というものを知りません。でも、人として珍しく覚醒したブッダ、釈尊に
興味津々なわけです。
その神霊が見る視点が、人としての生活習慣が正しい人間なのか?
という非常に基本的な視点だったということです。
柔軟 釈尊の教え 第2巻 原始仏典「スッタニパータ」より抜粋転載
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日本人の道徳心

「志を立てる」

幸田露伴の『努力論」の付録に

「立志に關(かん)する王陽明の教訓」

という一文がある。

 

ここで露伴は、王陽明の

「学問を成すには、まず志を立てることが一番である」

という言葉を取り上げる。

志が立たない学問は、

根を植えないまま植物に肥やしをかけたり

水をかけたりするようなものである。

程子(ていし)も

「聖人となろうとする志があって、

しかるのちに志を同じくする人間と共に学べ」

といっているではないか。

孔子のようになろうと志さない限りは

満足するべきではない、というのである。

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今日の諺 「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」

【意味】

将来の目的を果たすため、

または、復讐を果たすために、

長年の苦労にたえて、我慢すること。

「臥薪」とは、たきぎの上に寝ること、

「嘗胆」とは苦い肝をなめることを言う。

【由来】

昔、中国で、戦争に敗れて死んだ王の息子

夫差(ふさ)が、父の敵をうつために、

たきぎの上で寝て復讐の気持ちを忘れないようにして

三年間を耐え、敵である句践(こうせん)を降伏させた。

しかし、句践は肝をなめて悔しさを忘れないようにし、

二十年後、逆に夫差を降伏させたという話から。

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