「誰もが毎日更新の免許証」
人間は、自分自身の行為によって、最低の人間と成り、
最高の人間にも成ります。
(原始仏典 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章7節-No.136)
今日の自分の行為こそが、過去の自分の生活も上書き修正して行く
唯一の手段であることを知って置きましょう。
過去を悔やんでも、そのままです。
今日の生活が、過去も今も未来も、改善をして行く唯一の手段です。
釈尊も、今の自分の行為が、その人間を決めて行くと仰っています。
人間は、生まれによる「永久免許」は無いのです。
今日の自分の行為と行動によって、毎日「更新の免許証」だったということなのです。
心して自分自身を運転していきましょう。
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釈尊は、コノ世のすべての立場と当時の厳しい階級制度の裏側を知った上で、体験した上で、
・ 「それでもなあ」
・ 「これが本当に大切なことなんだ」
という真理を説かれた訳です。
やはり、真実の言葉、宇宙の法則を見抜かれた黄金のようなお言葉ばかりです。
そしてこの項では、
・ 人間は生まれた家柄は関係ない。
・ 自分の行為・行動で、その人間が決まって行く。
これは更に、
・ 人間は、自分の生まれた家を悲観しては生けない。
・ 生まれた家の親の責任にして、逃げては生けない、諦めては生けない。
・ 自分の生まれた環境のせいにして、悪事をしては生けない。
・ どんな環境に生まれようが、自分自身の行為により、人間は分かれて行く。
このような釈尊の厳正な言葉を感じます。
やはり人間は、今日の自分が、行う行為と行動が大切なのです。
このような話をしますと、過去の自分の行為を後悔して、心配するあまり、
今日の自分の行為が疎かに成る人が居ます。
でも、これでは生けません。
今日の自分の行為こそが、過去の自分の生活も上書き修正して行く唯一の手段であることを知って置きましょう。
過去を悔やんでも、そのままです。
今日の生活が、過去も今も未来も、改善をして行く唯一の手段です。
釈尊も、今の自分の行為が、その人間を決めて行くと仰っています。
人間は、生まれによる永久免許は無いのです。
今日の自分の行為による、「毎日更新の免許証」だったということなのです。
柔訳「釈尊の教え」2巻 原始仏典「スッタニパータ」より抜粋転載
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日本人の道徳心
「断固として行う」
どこかで決然と、断固として始める。
それが何をやるに当たっても大切なことだ。
始めなければ何も始まらないのである。
ただただ時間に流されていては、
何かを成すことはできない。
のっぺらぼうの、
それこそ会社と自宅を往復するだけの
人生で終わってしまう。
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今日の諺 「平身低頭(へいしんていとう)」
【意味】
頭を下げてひれふすこと。
また、ひたすらあやまること。
「平身」は体をかがめること。
「低頭」は頭を低くするという意味。
そのような姿をすることをいう。
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