「物心共に貸し借りの無い重要性」
* 物心共に自分が受けたのに、返さない人。
釈尊は、これを「最低の人間」だと断言されています。
これは、大きな悪い因果が生じることを意味します。
* 物心共に自分は提供した側であり、相手からは何も返されなかった人。
これは真実では、勝利者です。自分が物心共に与える一方で返してもらえなくても、
そういう相手を恨まず、気にしないならば、この人は別の形で、
・ 違う形の幸運で、今生で自分に返って来る。
・ 自分の病気が減る、緩和する。(その分は相手に自動的に移ります)
・ 自分の寿命が自然と延びる。
・ 来生の幸運で、生まれ出る条件で、しっかり返される。
このような因果の法則が発動します。だから出来るだけ、
・ 物心共に「貸し借り」を創らないように、
・ 物心共に「貸し借り」を残さないように、
しっかり意識して生きていきたいものです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本人の道徳心
「自由意志①」
「徳」というものは
強い意志と健全な意志によるものであると
セネカはいいます。
意志があるかどうかで、
その行為が正しいか正しくないかが決まってくる。
すなわち、ある行為をしたこと自体が
いいか悪いかではなく、
その行為が意志に基づいて行われたかどうかで
正邪を判断するべきである、
というのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の諺 「十八番(おはこ)」
【意味】
得意なことをするとき。
いちばん得意なこと。
芸事などについていう。
【由来】
歌舞伎役者の七代目市川團十郎(江戸後期に活躍)が、
先代たちが得意にしていた歌舞伎の十八の
演目を選んで、「歌舞伎十八番」とし、
この台本を箱に入れて保管したことから、
得意な芸を十八番というようになった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・