「本当の自分に正直に生きるべし」
もしも自分が悪事をしておきながら、「私がしたことが、バレないように」
と願う人がいるならば、自分の行為を隠したままでいるならば、
そのような人こそが、最低の人間である。
(原始仏典 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章7節-No.127)
つまりコノ世とは、大勢の他人がいましても、あまり関係がなくて(現れる幻影)、
・ 自分と仏性との「1対1の関係」がどこまでも継続する世界。
・ 他人や悪事にしても、この「1対1の関係」が「試される」余興・アトラクションにすぎない。
私達はコノ世に、自分の良心(仏性)を試されるゲームに参加しに来たとも言える訳です。
とにかく自分自身(良心・仏性)に正直に素直に生きること。それしかないのです。
このことが一番に大切だという項でした。
もし、自分に隠し事や過ちが有れば、黙ったままでも、それを上回る善行で消して行く決意を持てば、
必ず「相殺の法則」も働きますから慌てないことが大切です。
悪事や自分の甘さは、しっかり自覚して止めることで、善行による「相殺法則」が必ず起こるからです。
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日本人の道徳心
「本物の仕事」
持続できること、心静かにやって、
やましくないような仕事、
これが本物なのだということです。
これは仕事というものに
没入している人の一番の姿ではないかと思います。
仕事とは本質的に持続ですから、
仕事をよくしている人は、
その時、心は一番落ち着いています。
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今日の諺 「一進一退(いっしんいったい)」
【意味】
どうなるかわからないとき。
進んだり戻ったりすること。
または、状況がよくなったり
悪くなったりを繰り返すこと。
一進一退の二つの「一」は、
「~したり、~したり」という意味。
進んだり退いたりということ。
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