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1/11(土)「良いサガはそれに執着せず 悪いサガはそれに執着する」

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「良いサガはそれに執着せず 悪いサガはそれに執着する」
釈尊は答えました。
もしも既婚者が、自分の伴侶だけで満足せずに、金銭で性交の相手を買うような所
(風俗、売春、ホストクラブなど)に出入りする人。他の既婚者や独身者と深い交際を陰で続ける人。
こういう人が、第九番目の破滅に向かう人々の特徴です」
(原始仏典 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章6節-No.108)
2500年も前の古代インド社会と、現代の日本は、世界は、まったく同じサガ(性)で
人間は破滅を繰り返して来たようです。笑ってしまうほど、今の生活にも当てはまる釈尊の戒(いまし)めです。
釈尊の貫徹する霊眼は、未来社会も完璧に見据えていたと言えます。
釈尊が言う破滅とは、
・ 大きな因果(霊的な借金)を生むこと。
・ その死後と、来生に大きな影響を与えること。
これを指します。
コノ世での自分の家庭を破壊するだけでは済まないことを、破滅と指しています。
つまりいのちにとっての、破滅です。
どうして、不倫の問題が、それほど大きな因果、わざわざ仏典に言い残すほどのことなのでしょうか?
それは、それぞれの家庭の子供たちの運命を大きく変え、親の気持ち・苦労も、
根底から破壊することに成るからです。不倫同士2人の一時の問題では済まないからです。
不倫に執着する者=破滅に向かう人、と釈尊が断言しています。

 

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例では、
・ 不倫がバレなくても妊娠すれば、他人の遺伝子の子供を自分の伴侶の子供として育てること、
育てさせること。
・ 不倫などをしておれば、自分の家庭を疎かにし、夫婦喧嘩が絶えません。
もし離婚すれば、子供の進学も、人生も変更されます。
子供と言えども一人の人間の人生を変える罪は、大きな因果と成ります。

 

何も知らずに家族の為、と苦労して働いている伴侶は、すべての光景と真実を死後に見ることに成ります。
その罪を犯した本人たちは、死後にすべてを反省し、苦しみ、来生は逆の立場を体験します。
悪い因果の生まれ変わりは、終わることがありません。

 

釈尊は、解脱(げだつ)=強制的な因果からの転生の終了、を目的として教えます。
このような大きな因果を生みやすい行為が、不倫には有る訳です。
だからこそ、不倫をする者=破滅に向かう人、と釈尊が断言しています。

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日本人の道徳心

「露伴の幸福三説①植福」

最後に、植福です。

惜福にしろ、分福にしろ、

今、生きている人の話です。

ところが、植福は今生きている人が

いなくなった将来の話です。

たとえば、ここに大変いい実のなる

柿の木があったとします。

それをすぐ食べてしまわないで、

残りは干し柿にして少しずつ食べる。

あるいは自分だけで食べないで、

みんなに分ける。

これは惜福、分福です。

ところが、子孫のために

柿の木を植えようという人は、

自分がその恩恵に与かることは

絶対にないことがわかっていてやるわけです。

これが植福の精神です。

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今日の諺 「切磋琢磨(せっさたくま)」

【意味】

友達どうしで、おたがいにはげましあって競争して、

向上していくこと。

また、学問や人徳をみがいていくこと。

【由来】

「切磋」は動物の骨や角を切って、

それをみがくこと。

「琢磨」は玉や石などを打って加工し、

それをみがくこと。

昔の中国の書物の中で、

木工や彫金(ちょうきん)製品の

細工の技術や完成品にたとえて、

中国の王様をたたえたことから。

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