「冷静さと安心感は、心の改革を起こします」
農夫:「あなた様が言う農作業とは農業とは、一体何なのでしょうか?」
という問い掛けを受けた釈尊は答えました。
釈尊:「私には、正しい信仰こそが、収穫をもたらす食物の種子です。
心の修行こそが、種を育てる雨となります。
正しい智慧こそが、農地を耕すための牛を台車に繋ぎ止めるクビキであり、農具の鋤(スキ)となります。
自分の悪い心を恥じることが出来ることが、鋤(スキ)の先を取り付ける棒と言えます。
自分の心こそは、牛に耕す為の農具一式を取り付けて、全体を機能させるために欠かせない縄ヒモとなります。
気持ちを静かに安心させていることが、あるがままに大地を鋭く耕す為の、鋭利な器具の先端の刃と成りえます。
(原始仏典 スッタニパータ 第1章4節-No.77)
この項で特に心に残る要点は、最後の行です。
* 冷静なる安心感の維持こそが、大地をも切り裂き耕すような、自分の心に革命を起こす。
「安心感」と言われますと、何かゆっくりとした、何も変わらない今のままをイメージするかも知れません。
しかし釈尊は、冷静な安心感は、鋭い刃物にも成り得ると示唆されています。
* 冷静な人ほど、強い人です。* 安心感に包まれた人ほど、仏に包まれた人です。
どんな環境や状況にあろうと、「冷静さ」と「安心感」は、大きな心の改革が起こり、悟り、信心を
獲るかもしれません。
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* 冷静な人ほど、強い人です。
* 安心感に包まれた人ほど、仏に包まれた人です。
逆に言えば、
* 冷静に成れない人。常に喜怒哀楽が激しい人は、弱くて、もろい人です。
弱い犬ほど、よく吠えるものです。
苦しい仕事の環境に居る人ほど、苦難の多い家庭に居る人、心身にハンディを持つ人ほど、
「その中であっても」
自分の心を冷静に維持し、更にはその中でも「安心感」と「感謝」に包まれている人は、
心に大きな革命が起こり、悟り、信心を獲るかも知れません。
悟り、信心への、意外な最短距離に苦しい人ほど居るかも知れません。
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日本人の道徳心
「親しき仲にも礼儀あり」
夫が出掛けるときに、「いってらっしゃい」
と言うのも礼儀の一つだ。
お客が帰るとき、「またいらしてください」と言って
玄関まで送り出さない妻はいないだろう。
ところが自分の夫となると、やらなかったりする。
礼儀が必要なのは、子どもに対しても同様である。
子どもに「あれを持ってきてくれ」と頼んだら、
持ってきたときにひと言、「ありがとう」と言う。
この言葉を省略すべきでない。
やはり「親しき仲にも礼儀あり」なのである。
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今日の諺
「一朝一夕(いっちょういっせき)」
【意味】
すぐにできないとき。
わずかな短い期間のこと。
一日か一晩かという意味。
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お客様の声
伊勢丹ウォータークリーニング
●ダウンベストの襟のシミが綺麗になって
喜んで頂きました。
●白の上着とスカートが全て綺麗になって
ありがとうございます。
●スェードのベルトを出された方が
思っていた以上に綺麗になりました
と、おっしゃて頂きました。