「繰り返す行動パターンに気づくこと」
静かな環境で暮らす努力をし、心が平静に安住して静止している禅定(ぜんじょう)を
心掛けること。常に心の真理に従って生活し、自分なりの修行生活を行うことが人には大切です。
そして無自覚に輪廻転生(りんね てんせい:コノ世に何度も生まれ変わること)をし続ける
世間の人々を見て、これは「悲しくて恐ろしいことだ」ということを思い知りましょう。
どんな交わり、集団の中に自分が居ましても、自分一人で歩く覚悟を持ちなさい。
まるで1本角(ツノ)が立つサイのように一人で歩みなさい。
(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.69)
もし生活の中で自分の心中に怒りが湧いた時には、* 以前にも同じようなことが無かったか?
* 自分が怒ったその先は、どうなったか?ということを思い出しましょう。
これだけでも、過去行ってきた痛い過ちを止めることが出来るかも知れません。
これだけでも、人の運命は変わるのです。今日も、自分の繰り返すパターンに気付きましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
釈尊いわく、
* 自分が静かな生活を心掛け、平静な心境を維持していますと、
* 社会に生きる人々が、同じことを何度も繰り返すことが分かる。
* これは魂の生まれ変わりについても明らかだ、と思い知ることが出来る。
と仰っています。
心の平静を維持していない人には、
自分が何度も同じことを「繰り返しているだけ」ということが分からないのです。
これは生死をまたいだ転生にも言えることであり、
何度も似たようなパターンの転生を人は繰り返している最中です。
釈尊はこれを「恐ろしいことだ」と、この項で指摘しています。
この繰り返すパターンが、個人の人生にも起こっており、来世にも繰り返すのです。
これを脱却するためには、
* 静かな環境で暮らす努力をし、心が平静に安住して静止している禅定(ぜんじょう)を心掛けること。
* 常に心の真理(良心・内在神)に従って生活し、自分なりの修行生活を行うことが人には大切。
ということなのです。
もし生活の中で自分の心中に怒りが湧いた時には、
* 以前にも同じようなことが無かったか?* 自分が怒ったその先は、どうなったか?
ということを思い出しましょう。これだけでも、過去行った痛い過ちを止めることが出来ます。
これだけでも、人の運命は大きく変わるのです。
今日も、自分の繰り返すパターンに気付きましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本人道徳心
「習慣のプラスマイナス」
われわれのように相当な歳になっても習慣はつく。
いわんや若いうちからいい習慣をつけたら、
どれほどプラスになるか。
習慣にしてしまえば、すべてが楽になります。
たとえば、仕事をする習慣がつけば、
仕事をすることが苦労ではない。
ただ、習慣というのはプラスとマイナスがありますので、
悪い習慣のほうは避けないといけません。
たとえば、テレビのバカげた番組を見るというのも、
「悪い習慣」だと思わなければいけない。
無意味な時間をつぶすことが癖になるからです。
一回やると、同種のことは次にやりやすくなる。
そのうちに固まってしまって、
そこから出られなくなる。
その出られなくなったところが「いいところ」なのか
「悪いところ」なのかの差は大きいと、
肝に銘じておく必要があるでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の諺 「物見遊山(ものみゆさん)」
【意味】
ゆっくり見物するとき。
とくに目的をもたないまま、
いろいろなところを見たりして遊びに行くこと。
「遊山(ゆさん)」は気晴らしに出かけること。
「ゆうざん」ではないので注意。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・