「自分を捨てた時、人間の器は大きくなる」
人は自分なりの理想を目指す目的意識をしっかりと持つことが出来れば、
最大の努力に励み、何事にもおじけづかないように成れ、自分の努力・行動を
怠ることが無くなり、堅実な実績を積んで行き、心身共に充実することに成ります。
どんな交わり、集団の中に自分が居ましても、自分一人で歩く覚悟を持ちなさい。
まるで1本角(ツノ)が立つサイのように一人で歩みなさい。
(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.68)
自分自身が、* 理想を目指した経験や体験を目的とした時、* 結果よりも、良心に沿った
経過過程を大切にする時、その人は、他人からは楽しそうに見え始めます。
その人は、自分の仕事の中に嬉々とした目的意識を持ち始めます。他人が見ていようが、見て
いなかろうが関係ないのです。そういう人に、他人も運気もなぜか寄って来ることに成るのです。
人は、理想を目指して自我の自分を捨てた時、人間の器は大きくなります。
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自分自身が、
* 何かを経験すること自体を目的とした時、
* 結果よりも、良心に沿った経過過程を大切にする時、
その人は、他人からは楽しそうに見え始めます。
その人は、自分の仕事の中に嬉々とした目的意識を持ち始めます。
他人が見ていようが、見ていなかろうが関係ないのです。
そういう人に、他人も運気もなぜか寄って来ることに成るのです。
人は、自分が意識する者に成ります。
これを逆に言えば、人は自分の理想を目指す目的意識の無い状態は、
堕落、怠惰、惰眠、暴飲暴食、運動不足、色情、博打、投資、悪事、
薬物・・・・へと自分自身を誘います。注意をしましょう。
これを避ける意味でも、
* 自分自身が理想を目指す正しい目的意識を持つことで、
悪事を避けることに必ず成る。という釈尊の示唆でした。
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日本人の道徳心
「筆まめになる」
今は葉書一枚書くのも億劫な時代である。
誰もが簡単に電話やメールで済まそうとする。
そういう時代であればこそ、
手紙を書く習慣はますます意味あるものになると思う。
世の中の親は、子供に筆まめになることを
教える必要があるのではないだろうか。
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今日の諺 「大義名分(たいぎめいぶん)」
【意味】
理由があるとき。
物事を行うときに、
その行動が正しいという理由、
根拠のこと。
【由来】
もとは儒教(礼節を重んじる学問)の言葉で、
家来として国や主人に対して
守るべき道義のことだった。
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