「感謝の思いが未来を変える」
水流の中で魚網に捕まった魚が、網を突き12抜けて川に戻るように、
世間に在る様々なサガ(ワレヨシの自我・性)への執着を断ち切りなさい。
そして過去に自分の執着心から、自分のサガの炎が焼き払った場所・相手に
留まることが無いようにしなさい。
(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.62)
* 自分の思いを捕まえる網を、スルーする気持ちを常に持ちましょう。
ということです。他人から嫌味を言われましても、喜んでスルーしましょう。
自分が腹を立てる時点で、自分の思いが捕捉された、網に掛かった魚、
であることを知って置きましょう。
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* 済んでしまったことには、執着をせずに、常に今を見ること。
* コノ世では、どんなことにも自分の思いが1つのことに縛られる内は、
それは執着であるから注意すること。
このようなことを、この項から思います。
コノ世を川の「流れ」。
人を「魚」と見ること。
この因果の流れを冷静に眺めながら、どんな川の流れに自分が居ましても、
感謝せずにはいられない心境に成れることが、次に(来生に)自分が住む
川の「流れ」を決めて行きます。
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お客様の声
新宿伊勢丹メンズ館
BOSSの緑色のファッションブラウスの
シミ・色抜けがきれいになって喜ばれました。
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日本人の道徳心
「授かる」
聖トーマス・アクイナスらが言うように、
「最もよき認識は授けられる」
という態度は大切なのです。
実際、「よきものは獲得するのではなく、授かるのだ」
という落ち着いた人生観で生活している人は、
周囲にも幸せを与えているようです。
そして、そういった生き方をしている人は、
自ずと感謝する姿勢がごく自然に見受けられます。
生に対する感謝、周囲に対する感謝は、
人間として欠くべからざるものですが、
そこにはやはり、
「授かる」という観点がなければ
生まれてこないと思います。
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今日の諺 「喜色満面(きしょくまんめん)」
【意味】
嬉しくてあまらないとき。
喜びやうれしさが顔中に表われていること。
「喜色」は喜びの表情、
「満面」は顔いっぱいという意味。
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