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12/7(土)「悪い話を聞くことも悪い因果を生む」

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「悪い話を聞くだけでも悪い因果を生む」

悪い話や物事(不倫、薬物、バクチ、暴力的、悪口、批評批判・・・などなど)
ばかりに執着して、それを発信する知人からはきっぱりと離れて絶縁しなさい。
また、色々な迷信(邪教、御蔭信仰、験担ぎのシキタリ、など)を信じて、
勧誘や強要をして来る人。更には、色々なものに目移りばかりして、真面目に働
く努力をせずに近道ばかり探す人。こういう人と交友してはいけません。
どんな交わり、集団の中に自分が居ましても、自分一人で歩く覚悟を持ちなさい。
まるで1本角(ツノ)が立つサイのように一人で歩みなさい。
(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.57)
※この項は、再び悪い転生(来生に生まれ変わること)を自分自身が受ける重大な
因果論を釈尊は仰っています。悪い話をただ聞いていた自分にも、悪い転生を起こさせ
る「重力」を生むのです。釈尊の言葉は超実践論に満ちています。
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現代社会でも、「悪い遊びを聞かせる友人から離れなさい!」と
釈尊が断言されるだけの大きな悪影響が、現実に起こり得るのです。

 

しかもコノ世だけの悪影響だけでは済まないで、
来世にも生まれ変わる悪い因果の1つとして、転生も起こさせる可能性が有るのです。

 

その理由は、
* 自分が一生懸命に育てた子供が、悪い友人に誘われて悪事を犯してしまった場合、その親の無念とは深いものです。
親にしてみれば、周囲の友人が「知っていたならば」教えて欲しかった、止めて欲しかった、という無念を持ちます。

 

* 自分の子供が自殺するほどのイジメを学校で受けていた場合、それを見過ごしていた先生や同級生にも深い恨みを
親は起こすものです。非常に怖い因果を周囲も受けます。

 

* 善良な周囲の友人たちにしても、自分が止めなかったことを、生涯にわたり思い出すかも知れません。

 

自分が直接に関係がなくても、聞くだけでも深い色々な悪影響を受けるのです。
以上の話を読んだ上でも、
「話を聞くぐらい別にいいじゃない」という思いに成れるでしょうか?

 

やはり聡明な釈尊の発言には、一切のムダが無いようです。
釈尊の発言とは、
* とにかく再び悪い転生をしない為の、超実践論。
に満ちています。
ただの表面的な道徳観では無くて、浄土への直球の最短論なのです。
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日本人の道徳心

「手応えと年季①」

単調な仕事でも、どんなに小さな仕事でも、

それが本当に仕事といえるようになるまでには、

やはり四、五年はかかるものなのだ。

それぐらいの年季を積まないと

一人前にはなれないということだ。

だから、一年もたたずに嫌になったら

ホイと辞めてしまうことをくり返しているようでは、

仕事は身につかない。

四、五年同じ仕事をやっていれば、

必ず何らかの壁や障害に突き当たる。

その岩盤を何とか乗り切ったりしているうちに、

仕事の奥が何となく

ほの見えてきたりするものなのだ。

それが"手応え"だ。

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今日の諺 「質実剛健(しつじつごうけん)」

【意味】

素直でまじめであり、

健康で強くたくましいこと。

「質実」とは誠実で飾り気がないこと、

「剛健」は強くたくましいという意味。

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