業を変える
「不自由なあなた自身の心から自由になる」
ネガティブな感情にとらわれるとき。
たとえば、「今まではたまたま何とかなっていたけれど、
今度の仕事こそ失敗するのではないかしらん」
などという不安に支配されるとき。
そんなとき、あなたの心は水から陸の上へ
引きずり出されてピチピチともがきまわる魚のごとく、
イヤな感情から逃れようとジタバタする。
ジタバタするせいで余計にイヤな感情に
支配されてしまう不自由さの中に、
あなたは投げ込まれている。
あなたの思いどおりに動いてくれず、
勝手に動き回る心。
この心をつかまえるのは難しく、
あなたの知らない間にあなたの心は、
軽々しく「さっきとは違う考え」や
「さっきとは違う感情」をつくり出しては、
あなたを翻弄することだろう。
そんなヤクザな心を落ち着けて、
コントロールすべく練習するように。
心をコントロールし、
思いどおりに運転できるようになるなら、
その自由さとともにゆったりとした安らぎが手に入る。
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日本人の道徳心
「蓄積と自由」
世の中を見るときは、
色眼鏡をはずし、肩から力を抜いて見るのがいちばんいい。
自分の中に蓄積がある人ほど、
何をするにも力が入らないものです。
普通の人が綱渡りや鉄棒をやったら、
ドタドタして見ていられませんが、
軽業師はそれを軽々やる。
それは力が充実しているからです。
自分の中に力が充実すればするほど、
人間は軽やかに自由になれるものです。
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今日の諺 「古今東西(ここんとうざい)」
【意味】
昔から今まで、いろいろなところで。
あらゆる時代のあらゆる場所という意味。
「古今」は昔と今、「東西」は東と西で、
あちらこちらということ。
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