「生かされて生きていることへの感謝を忘れてはいけない」
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業を変える
「心、この制御しにくきもの」
心というものは、「やるぞ」と思いきや
「やっぱり、やーめた」とすぐ動揺したり、
「好き」かと思いきや
「気のせいだったかもしれない」
などと右往左往する。
「インターネットを使って
時間を無駄づかいするのはもうやめよう」
と思ったはずが、
うっかり「あの情報はどうなっただろうか」と、
結局は心が混乱して時間を浪費したりもするだろう。
心というものは、すこぶるコントロールしにくい。
快感の麻薬を求める欲望に命令されるがままに
引きずり回され、それゆえにこの心には自由がない。
自分の心を見張る意識のセンサーを鋭く光らせて、
この快・不快に引きずり回される心をコントロールするように。
あたかも、矢をつくる職人が曲がった矢を
まっすぐに美しくたたき直すかのごとく。
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日本人の道徳心
「視・観・察」
人を判断するときには、
「視・観・察」の三つの基準で見ることが大切である。
まず「視」、どういう行為を行っているかを視る。
次に「観」、どうしてそういう行いをするのか、
過去にはどういうことをしていたか、
その理由・動機を観察する。
また「察」、その人が何に安心し、
満足するかを調査し、察する。
ここまで見れば人柄は隠せない。
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今日の諺 「青息吐息(あおいきといき)」
【意味】
とても困って苦しいときなどに出るため息のこと。
または、そんなため息が出る状態のこと。
「青息」は苦しいときにはく息、
「吐息」はため息のこと。
【由来】
「青息」は、困って青ざめてはく息なので
こういわれるという説がある。
また、なげいて大きなため息をつくことを
「大息」といい、
これが転じた言葉とも言われる。
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