「人を救うのは慚愧と感謝の心である」
高慢心を根こそぎ削ぎ落とした人は、強制的で嫌な条件の転生を終えることが出来る。
と釈尊がこの項で断言されています。(原始仏典 スッタニパータ 第1章1節-No.4)
※自分が一人の力で生きていると思い込んでいる自分の傲慢さを心より知り、
多くのお陰様に「申し訳なかった」と慚愧し、「ありがとう」と感謝することが
一番大切なのです。
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釈尊の教えとは、真の仏教とは、
いかにして効率的に迷いの輪廻転生(りんねてんしょう:生まれ変わること)を
終わらせるか?の、より具体的な方法論でもあります。
その一方で、効率的に輪廻を終わらせたいのちが、
コノ世で転生を繰り返して苦しむ人々を救うために、
菩薩として転生して来るとも明示しています。
この項を逆の視点で読みますと、
* どんな人でも深い反省(慚愧)や感謝の無い
「高慢心」「傲慢心」が有る限り、
その人の転生は必ず継続する。
ということでもあります。
自分の良心(仏性)が、
コノ世でのすべての自分の行動と思いを今も公平に記録しています。
どんな悪人でも、
その人の良心は正しいことを知っています。
悪人は、
死後に自分自身の良心から裁判を受けることに成ります。
誰もが厳正なる裁判官・閻魔大王と共に、
良心という気持ちで同居している最中です。
まず、自分の
* 高慢心、傲慢心を持たないように
何より生かされているわが身は
自分が一人の力で生きていると思い込んでいる
自分の傲慢さを心より知り、
多くのお陰様に「申し訳なかった」と慚愧し、
「ありがとう」と感謝することが一番大切なのです。
以上のようなことを
意識して生活して見ましょう。
これが自分の来生、
転生条件を決めて行くという今日の釈尊の教えでした。
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業を変える
「いつでもどこにいても何があっても幸福でいられる」
心が安らいでいて平静であれば、
いかなるところで、
いかなることが起ころうとも、
心がくじけることもなく、
心がへこむこともなく、
負けるということがない。
それゆえに、どこにいても
心が幸福でいられる。
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今日の諺 「単刀直入(たんとうちょくにゅう)」
【意味】
大事なことを言うとき
前置きなどをしないで、
すぐに本題に入ること。
また、遠回しな表現をせず、
直接、要点をつくこと。
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日本人の道徳心
「成功の秘訣は習慣にあり」
何かの道において秀でた人は、
それぞれの職業に適した
習慣を持っているはずです。
そうでなければ成功するわけがありません。
その習慣が何であるか、
子どものためには、どういう習慣が
重要かというようなことを考えて、
その習慣をつけてくれるような学校を
みんなでつくらなけれないけないと思います。
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