もしも人が自己を愛しいものと知るならば、自己を
よく守れ。賢い人は、3つの大きな欲望のうちの1つ
だけでも良いから、自分なりに我慢する習慣を持ちな
さい。(ダンマパダ12章-157番)
※子どもに我慢の大切さを教えることで、その子の人生
大きく変わると言います。釈尊は、自分に色々な欲望
があったとしても、その中の何か一つでもいいから
「これは我慢する!」と決意し自分を律し、我慢力の
習慣を持つことが本当にカッコイイんだよ。と、仰っ
ているようです。
、
(感想)
人間とは、自分では気付けなくても、
生きる限りは何かの欲望を抱えているからこそ、
生きているとも言えそうです。
そして釈尊は、自分に色々な欲望がありましても、
その内の1つだけでも良いから、我慢して節制する
意識が大切だと示唆します。
(中略)
子供に我慢を教えることが、
その子の運命を変えると言えます。
そして、我慢することが社会での真の修行となり、
本当に大切な自分に内在する
大いなる存在を気付かせる切っ掛けにも成り得ます。
もし、自分に内在する尊い存在にも気付ければ、
その人はコノ世でもアノ世でも、
その魂(心)は真の勝利者なのです。
これは本当に凄い意味が有ります。