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7/14(日)「そのまま いまのまま あるがまま」

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(死後)人に生まれる人もいるが、悪い行いをした人は
地獄に落ちる。普通に生き善い行いもした人々は、天に
赴き、心が清く汚れのない人は、平安の境地(涅槃。浄土)
に到る。(ダンマパダ第9章126)
※釈尊としては珍しい文章の内容です。
前の世からの行いによって迷いの輪廻転生を繰り返して
きたのがこの私です。
この私に向かって阿弥陀さまがお念仏を通して「私があ
なたをを仏にするから、心配せずに私に任せなさい。」
と仰って下さいます。その呼び声に素直に「お任せしま
す」と感謝のお念仏申せば、私の計らいで生きてきた
私の人生が阿弥陀さまの計らいの人生にチェンジします。
これを信心をいただくと言い、「浄土往生」「成仏」が
定まります。これで生死の問題が解決され、大きな枠の
ない阿弥陀の世界をお念仏と共にありのままの私を
安心して生きていける。あとはただただ報恩感謝の人生です。
                  自然法爾(末鐙鈔)
(感想)
この章は、
釈尊の言葉としては珍しい文章です。
非常に少ない部類の内容だと思います。
ここでは釈尊が、
輪廻転生(りんねてんせい:生まれ変わり)が
存在することをハッキリと認めております。
また、その魂(心)に応じて、
地獄と天界に行き先が分かれることを明記しています。
さらには、完全なる調和と癒しの世界である
極楽の世界が存在することを宣言しています。
(中略)
釈尊が11次元の視点から述べた言葉は、
完全なる無、
死後も無い、
人間は生まれたことが無い、
天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)・・・・
という感じの発言に成ります。
しかし、
釈尊が4次元~以降からの視点では、
この章のような発言をしています。
つまり、
釈尊という同一人物の発言でありましても、
その時の釈尊の視点の次元と、
聞く人の心の次元により真逆の言葉と内容に成っています。
これを後世の人々が解釈しますと、
釈尊の言葉が矛盾していると思われますが、
見る視点の次元を考慮しますと、
やはり釈尊の言葉は
どれも真実であり素晴らしいのです。
また親鸞聖人の大宇宙の大きないのちの中を
自分の特印ことを伸ばして精一杯生きるも浄土、死ぬも浄土、
計らいのないありのまま「自然法爾」を生きるのが
とてもステキで素晴らしいです。
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