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6/27(木)「飛び立つ鳥のように」

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自分の心を安定安心させている人は、

目の前の仕事によく集中して努力します。

そういう人は、住む環境にも左右されること

がありません。

大きな白鳥が池を飛び去るように、

その人は自分の家も、コノ世にさえも執着をすることなく

飛び去ることが可能になります。

原始仏典 ダンマパダ7章-91番)

「飛び立つ鳥のように」

自分の心を“無心”に安定させている人は、

目の前の仕事によく集中して努力します。

そういう人は、住む環境にも左右されることがありません。

大きな白鳥が池を飛び去るように、

その人は自分の家も、コノ世にさえも執着をすることなく

飛び去ることが可能になります。

(原始仏典 ダンマパダ7章-91番)

(感想)

死ぬまでに執着や固定観念から解放された人は、

色々な束縛から心が離れ、

いわゆるありのままの「自然(じねん)」を経験します。

このような状態になるには

(1) 宗教的な苦行や行法では不可能です。

仕事や生活の中での苦行以外の、

悟るための苦行・行法からは一切離れなさい。

目の前のするべき仕事に専念し、

心を安心と安定な状態でいることです。

(2) 自分自身を絶えず、

何事にもニュートラル(中立・中道)に“置きなさい”。

思想も、思考も、行動も、食事も、・・・・

すべてを偏(かたよ)らない「中立」に居ようとしなさい。

思想が中立とは、

何事にも縛られない自由でもあります。

(3) コノ世のすべてに、生(性)老病死にも、

何事にも、

執着(しゅうちゃく)をしては生けない。

自分が何かに執着するぐらいならば、

努力をした上で「仕方がない」と思い込むか、

まだアホに成っているほうが良いのです。

釈尊は、とにかく生活努力をした上で、

それに「執着するな!」と何度も述べています。

空を最後まで妨害するのは、何かに「執着をすること」なのです。

(4) 自分の生活を静観することです。

第三者の視点から、自分の良心の視点から、

自分の行為と思考を静観していくことが大切です。

以上の4点、

* 目に見えない宗教的な苦行や難行から離れ

 自分の仕事や生活を努力すること。

* すべてにニュートラル(中道)を意識して、

自分自身を中道に「置いて行く」こと。

* 何事にも、自分が出来る努力をした上で、

執着をしないこと。

* 自分で自分自身を静観していくことです。

これらの継続した実践が自分に教え、

先行きを「自然」に導くことを釈尊は示唆されています。

そして自分の心を無心に置いて生活をして行きますと、

自分が住む環境からの影響にも自由に成り、

最後にコノ世を離れる時も淡々と

旅行に出掛けるように飛び立つことが可能に成るということです。

誰もが大きな白鳥になることが可能なのです。

そこを目指して正しい知識と良心に沿って生きていきましょう。

 

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お客様の声

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