「思いやりの因果の織物を織っていきたい」
釈尊は難行苦行ではなく女性からの
「情け」「愛情」「思いやり」を受けた
時に、釈尊は初めて悟りました。
だから、私たちの人生も「情け」「愛情」
「思いやり」の因果の織物を織っていき
たいものです。
「本当に大切なことに気付くことが大切」
愚かな苦行を守る修行者は、毎月の絶食期間を真面目に守っていましても、
その苦行の恩恵とは道徳をわきまえた普通の人々の十六分の一にも及びません。
(原始仏典 ダンマパダ第5章-70番)
(感想)
苦行で悟れなかった釈尊を悟らせたものは、
道端で餓死しつつある釈尊を見捨てることが出来なかった、
働く女性から差し出された「乳がゆ」でした。
女性からの「情け」と「愛情」と「思いやり」を受けた時に、
釈尊は初めて悟りました。
普通の女性が、釈尊に悟りの引導を渡したのです。
だから、普通の私たちも、
他人に「情け」「愛情」「思いやり」を掛けたいものです。
その影響を受けた他人は、社会に何かをしてくれるかも知れません。
その恩恵が回りまわって、いつかは自分も社会から救われるのが因果の法則です。
このようなことは、動物にも言えるのです。
過去生で自分が助けた猫が、
今生で自分が他人から助けられる因果を創っていることも有るのです。
「お前はアノ時の猫君か!」という感動の因果の認識は
生きる「最中は」人間にはありませんが、
この世のすべてに因果の「ヒモ付け」が起こっていることを知って置いてください。
神様は、動物や他人や色々な材料を使用されて、
私たちが因果の「織物」を織ることをさせています。
出来れば、見栄えがカッコ悪くても良いから、
愛情の有る織物を織りたいものです。
お客様の声
君津本店
●「ここはちゃんとシミ抜きをして
くれるから安心だよね。これもお願
いしますね。」とパンツスーツをお
預かりしました。(70代 女性)
伊勢丹新宿店メンズ館
●ロングコートの虫なめが「どこに
あったかわからない。きれいになっ
てる。すごーい!」と、とても喜ん
でいらっしゃいました。
(30代 男性)
阪急メンズ東京
●スーツと靴をクリーニングに出し
たいというお客様がいらっしゃいま
した。週末に工房の技術者が店頭に
来ることをお伝えすると、その時に
お話を聞ければとのことでした。