今の自分の生活の中で、どんな嫌なことが
あっても、仏さまに「生かされている
感謝」は決して忘れません。
生かされている現状への感謝は、自分にと
っての最善の方向へと、自然と進むことに
なります。
感謝一本道
過去、自己啓発セミナーや精神的価値を売り物
にする有料講演会によく出て学んだものです。
しかし、高揚したまま自宅に帰っても、
いつもの現実が待っています。
先ほどの高揚感と現実のギャップは、
益々目の前の現実からの逃避と、何も希望を
実現できない自分のダメさが嫌になっていきます。
ただ、ここではっきり言えるのは、
いつもの生活の現実こそが、真実である
ということなのです。
自分の欲しい物や願望などは、
コロコロと必ず変わって行きます。
今考えればそれは幼い幼稚な自我の欲望に
過ぎなかったのです。
要は様々な精神的にセミナーを受けても、
他人の影響では、自分の目覚めは絶対に
起こりません。
100人いれば100通りの目覚めの道程が
あります。人間の人生と同じなのです。
それよりも、今の自分の生活の中で、
どんな嫌な現実があったとしても、
それでも仏さまに生かされて生きている
「現状ーの感謝」をすることが最重要なのです。
何が有っても、生かされけているだけで
まさに丸儲けなのですから。
体験的に言いますと、
現状への感謝の磁気を貯めることによって、
自分の最善の方向へと、自然と運ばれていく
ことになります。
阿弥陀さまが、「おまえを必ず救う。任せよ、
信じよ、わが身を私に任せよ」とお念仏と
共に呼び掛けて下さっているのは、
この感謝磁気を貯めることによって、
人間はその人の必要・必然、そして最善に
導いていかれからなのだと
体験的に実感します。
つまり、
阿弥陀さまに対して
現状への感謝をすることは、
プラスの思いや感謝の思いの磁気、
エネルギーを貯めることになるのです。
またの機会に詳しく
お話ししますが、
親鸞聖人の書かれた現世利益和讃の中に、
「冥衆護持(みょうしゅごじ)の利益」
(目に見えないものから護られる)とか、
「至徳具足(しとくぐそく)の利益」
(執着から離れ最高のプラスの御徳を授かる)
お念仏が、智目具足といって、
私の智慧の目となって行動する足となって
浄土往生できるように私を最善に正智として
導いて下さる、こう書かれてます。
実は何が有っても感謝の磁気は
その通りの方向に導いて下さるのです。
逆に、居直ったり、悲観したり、
怒ったり、狼狽したり、
とにんく現実を逃避して逃げれば、
それは負の磁気を目いっぱい蓄積させていき、
必ず心身や生活や人生そのものを
崩壊の方向へ恐ろしく急激に向かわ
せていきます。
従って、
私たちには阿弥陀様さまが
いつも心の奥底に、分かりやすく言えば
右胸の中に宿って下さっているのですから、
何があっても生かして下さっている
共に私という存在と共にいて
励まして下さっている阿弥陀様と
共に
感謝一本道を強く明るく生き抜いて
いきましょう。
お客様の声
君津本店
ダウンジャンパーがきれいになり、
シャツも着心地が良かったと喜ばれました(60代 男性)
阪急メンズ東京
久しぶりのお客様がレザーのブルゾンをお持ちくださいました。
よろしくお願いします。