「飽き性とは生きるほどに
大切な物事と人情まで失くしていきます。」
悪事をした人は、
コノ世で心配して、
アノ世でも心配し、
2つの世界で心配ばかりする人と
成ります。
この人は、
2つの世界で自分がした悪事を
繰り返し思い出して、
心配し、
悩むことと成ります。
善行と感謝をした人は、
コノ世で安心しており、
アノ世でも安心しており、
2つの世界で安心する人と成ります。
この人は、
2つの世界で自分がした善行と感謝を
思い出し、それを喜び、
楽しむことと成ります。
(原始仏典 ダンマパダ第
1章-15・16番)
(感想)
人類が、先が見えない・
分からないという状態は、本当は超貴重で
稀有な状態であり、
他の次元には有り得ない状態だと感じます。
アノ世では、どんないのちでも
「リピートするパターン」を
思い知っている状態です。
コノ世で「自分からした行為」を、
アノ世で無限に再体験しますから、
次の展開パターンを既に知っています。
それでも、毎回同じところで悶絶し、
あるいは喜び、怒ることを再体験します。
もうこんなリピート体験は嫌だと思えば、
自分が貯めた善徳貯金に合わせた
生まれ出る環境を自己選択し
、コノ世に生まれ出て再レコーディング
をするしか無いのです。
(中略)
コノ世では
多数の他人の中で暮らしていると
全員が思い込んでいますが、
霊的な真相は違うのです。
コノ世に居るのは、
自分の自我(ワレヨシ)と
真我(シンガ:良心・仏さま)
だけなのです。
今の見える多くの他人は、
映画館のスクリーンに映る映像です。
その「現れる」映像に向かって、
自分が何を思い、
何を実行するのかを、
レコーディング中です。
だから
本当は人類の誰もが寂しがり屋です。
本当の自分は、
自分しか存在していない真実を
知っているからです。
(これが天上天下唯我独尊)
この飢餓感を癒やそうと、
コノ世の他人(映像)に愛を求めましても、
いつまで経っても
安心することは無いのです。
これを癒やすには、
本当の自分の中(右胸)に
今も存在しています「永遠の母性」
(真我・仏さま)に自ら求めて
近付くしかないのです。
この永遠の母性に触れた時が、
悟りの瞬間(信心)であり、
これが何度も継続しますと、
上記の無限に繰り返すリピート現象
から卒業することが可能に成ります。
(原始仏典 ダンマパダ第
1章-15・16番)より転載
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研修感想文