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5/23(木)「相手の立場を思いやれる気持ちに成ること」

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「相手の立場を

 思いやれる気持ちになること」

 

家の屋根を雑に塞いである家には、

雨が漏れ入ります。

自分の心を制御していない人には、

欲情が心に侵入するようにです。

 

家の屋根を普段から

上手く塞いである家には

、雨が漏れ入ることがありません。

自分の心を上手に制御する人は、

欲情に心が支配されることが

ありません。

(原始仏典

 ダンマパダ第1章-13・14番)

 

(感想)

同じ人間でありながらも、

他者の言葉を真剣に聞くか否かだけで、

 

* 現実に起こる物事が違うこと。

* その人間の運命が変わること。

 

が発生します。

この2人の最初の本当の違いとは、

「心掛け」だけだったのです。

人間は、

普段からの

「心掛け」=「制御する気持ち」

だけで

運命が簡単に変わって行くのです。

 

既に決まった運命などは無くて、

「今の自分の心掛け」が

既に明日を創りつつあるのが

真実の真理なのです。

上記の釈尊の言葉は、

先ず屋根を塞ぐ「努力」を

自分がしているか

否かが問われています。

そして、

人間の心も同様に、我慢すること、

自分で自分を安心させることで、

その後の自分の行動が違うことを

示唆しています。

 

(中略)

 

操縦するには、

危険地帯の情報を事前に知ることと、

色々な悪いパターンの顛末

(てんまつ:不倫した場合・

盗んだ場合・他人を害した場合・・

・・)を自分が「認識して置くこと」

が大切なのです。

 

自分が認識したことは

「避けることが可能」に成るのです。

それを甘く舐めて認識した場合は、

詰めが甘く必ず

危険な目に遭うのです。

「なんとかなる」は、

そういった心掛けがあるからです。

これだけで運命が変わります。

 

心掛けがない場合は、

必ず自身の宿業

(前の世からの悪い行為・クセ)に

流され必ず痛い目に遇って

いきます。

今日も、

自分の心を

明るく操縦致しましょう。

(原始仏典 ダンマパダ

第1章-13・14番)より転載

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