「良いことをしたらスッキリ忘れること」
自分が他人へした行為に対する見返り
や期待が心中にあると、「感謝がない」と
悪い感情が起こってきたりするものです。
しかし、良いことをして負の感情が
生まれるぐらいなら、そんなことは
しないほうがいいのです。
結局、自ら自身が勝手に罪をつくってい
ってるからです。
他人のためにした行為、その反応や見返り
を期待せずに一方通行であることが大切
ですね。
「良いことをしたらスッキリ忘れること」。
ところで、他人への善行が相手には迷惑
と思われるケースもあります。相手の
性格や立場を深く考慮せず、自分の独善
感や自己満足で良いことを行うこともあり
ます。
しかし、仏さまから見れば「自己満足の
善行で良い」のです。「他人」にした
純粋な利他の思いが大切なのです。
評価の是非は別にして「他人のため」に
行うことに意味があります。ただし、相
手からの感謝とか良い反応は期待するこ
とはます゛やめておきましょう。
それよりも自身の心の奥底にいらっしゃる
仏さまが喜んでくれることが一番大切な
ことなのです。
仏さまは、長い時間の感覚から物事の善悪
を見ておられます。相手がこの世を去って、
善意を施されたその人の思いを感じ取った
とき、必ずや理解でき涙が出るぐらいの
後悔と感謝に変わるからです。
これは親が子に対する一方的な愛情にし
ても同じことです。
要は、他人や身内からの評価には時間が
かかるということです。レスポンスが良い
感謝の反応が得られないからと悲観して
はダメです。
自分が良かれと思ってした行為は、最初は
罵倒されることがあったとしても、時間が
経てば必ず相手の心に引っ掛かり、気に
なねものなのです。
なぜならば、「自分自身に関わってくれたけ
ということに相手が気づくからです。この世
を去れば生前より10倍の感受性が増します
ので、どんなに鈍い人でもその善意に気づき
誰もが後悔と感謝の涙を流すのです。
「良いことをしたらスッキリ忘れること」
それが相手に伝わろうが、伝わるまいが、
まったく関係ない。
真実を知ってくれている仏さまさえ喜び知って
おいて下さっていればオッケーなのです。
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お客様の声
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