「どんな過去があっても大丈夫。
心の拠り所があれば今からやり直せる」
僕たちは日々、いろんな感情を持ちます。
悔しい、心配、怒り、不安、喜び、楽しい、
希望、勇気、感謝・・・。心は休むことなく、
絶えず動いてます。そして、この色んな感情
に色があり、自分の身体のオーラの色、その
人の独特な雰囲気として現れています。
人間の感情は、負の感情と正なる感情を
合算して、打ち消しあいます。そして残った
多い方の感情が。その人物の現わすオーラ、
雰囲気、匂いを出すのです。
だから一日の中で、悩んだり、怒ったり、
恨んだり・・といった負の感情ばかりの
時もあるかもしれません。
ただし、一日の終わりにその負の感情を
上回る良い感謝の感情を持ち、負の感情か
ら正なる感情に上書き修正していくこと
がとっても大事なのです。
怒ったまま、心配したまま、悩んだまま寝
てしまうことは心身に負の影響を与えるの
でよくありません。その日の、一日の負の
感情が心に刻み込んでしまうからです。
しかし、悪い感情を持つなと言ったところ
で、それは歪んだ抑圧で無理に心を押さえ
えることになります。あとで心や肉体の
病気となって現れることもあるし、押さえ
込まれた感情は良からぬ行動への起爆剤
にもなり得ます。
怒りや不安、いろんな妄想が出てきた時は、
それを自分で観察できる理性だけは保持
しましょう。「まったく、相変わらず、
困ったもんだなあ」と思えばいいのです。
浄土真宗の宗祖である親鸞聖人は自分の
愚かさを観察して、それを素直に受け入
れました。自分ほど愚かで、誰よりも
好色で愚かな人間は世の中にはいない、
と。だから阿弥陀さまに心を寄せながら
何でも思い通りにしたいという自力の
心を捨てて、力を抜いて阿弥陀さまの
大きな懐にお任せしていく道しかない
と御恩報謝の世界を生きていかれました。
その結果、心の大安心に至られました。
古来より大きな仕事を成し遂げた偉人
をみると、大いに怒り、大いに泣き、
大いに異性を愛した人物が多いのが
分かります。大きな悪い感情も持つが、
それを上回るような善なる感情を持ち
実際の善なる「行動」に昇華させる
ことができた人です。悪にも善にも
揺れ幅が極端に大きいということは、
心の度量が大きい人とも言えます。
生きている間の善なる行為は、悪い
想念を打ち消してなお、たくさんの
「お釣り」を残してくれます。
悪い感情に振り回されそうになった
ら、それを自分で客観的に見つめな
がら、偽善でもいいから何か善なる
行動ができないか、立ち止まって
考えてみましょう。
とにかく取っかかりは偽善でいい
のです。続けることができれば、
それは大きな本当の善になります。
すべての行動が、未来の自分をつ
くります。本来は不確定であり、
変わるものなのです。
過去がどんなに罪深くても大丈夫
がです。自分の心の中に宿って
下さっている仏様を拠り所にして
感謝共に生きていきましょう。
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お客様の声
伊勢丹メンズ館
●バッグがキレイに仕上がっていますねとお喜びでした。
(30代 女性)
●上着の仕上がりを気に入って頂き、
本日少し肌寒いからと仰って、早速着用して帰られました。
(30代 女性)
阪急メンズ東京
●チノパンに靴墨がついてしまい、
その除去の相談が店頭でできるかや、
除去に要する期間のお問い合わせがありました。