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「すでにもう充分与えられている」3/31(日)

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すでにもう充分与えられている。

執着と欲にきりなしです。

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自分の心をカラ(空)っぽにして、

自分に起こる物事を静観しましょう。

そうすると、色んな物事が順番に並ぶように生じていますが、

必ず消えていくことがわかります。

 

コノ世に生命はドンドン生み出されてきますが、

必ずすべてが根源へと帰っていきます。

根源に帰ることを「静寂(死)」と言い、

これは大きな命の元に帰ることなのです。

命の元に帰る途中の過程を人生と言い、

人生の本質を知ることを「知恵」と言います。

知恵がなければ、人生に迷うことに必ずなります。

 

人生の知恵を持てば、

生活を正しく・楽しく生きることができます。

人生を正しく生きる人は、

公人(こうじん:社会のために尽くす人間)と自然となります。

社会に尽くせる人は、

人生の本当の意味では王様なのです。

社会に尽くす王様とは、天の太陽と同じです。

太陽は、与える一方の奉仕のカタマリです。

人の人生も、太陽と同じなのです。

人間も朝日のように生まれ、高く昇り、

そして日没のように消えていき、

永遠の命の元に帰るのです。

 

これを訳していまして途中から、

私が文章から感じる意識が老子から釈尊に変わっていました。

釈尊も「正知」(せいち:正しく知ること)が

最も大切だとしていました。

老子は、中国の周国を水牛に乗って

一人で立ち去ったのが最後の姿だとされています。

徒歩ではなくて水牛に乗っているということは、

よほどの遠方へと行く覚悟だったのでしょう。

私は、そのあとに老子がインドへと行かれたと思っています。

 

そして、王宮に住む若い王子である釈尊に面会して、

老子はその知恵のすべてを教えたのだと夢想します。

少年だった釈尊は、老子の言葉に素直に耳を傾け、

多くを学んだことでしょう。

北極星を背負う老子が、

太陽を背負う釈尊に知恵を授けたのです。

夜空の北極星は、時代ごとに北極星になる星が

定期的に変わっていくのが宿命です。

老子も同様にして人生において大移動をして、

次の星へと役目を渡したのでしょう。

そして、老子はその後、ヒマラヤ山中に

消えて逝かれたと私は思っています。

役所の中間管理職として世間を見ながら苦労し、

最後まで有名になることを拒んで隠れた老子こそは、

真の聖人だったのでしょう。

 

この章の老子の文章で大切なことは、

⑴人間は知恵を持つことが大切であり、

そのためにはあわてずに、

自分の今の状況を静観しなさいと言っています。

そして、人間は死ぬまで勉強が大切でもあります。

みなさまが、このような内容の話を

読むことも大切な命の勉強です。

 

⑵どんな苦しみも、必ず去っていくのが

法則であることを知りなさいということです。

今が苦しい人間は、この苦痛と状況が

永遠に継続すると思ってしまうのです

しかし、そうではなくてコノ世の法則では、

絶対にそんなことはないのです。

すべてが必ず変化していきます。

 

その代わりに、良いことも永遠には続かずに

必ず変わっていきます。

⑶何があろうとも最後は、

大きな命の根源へと全員が帰っていくのです。

生まれ出た母親の元に帰るように、

全員が安心の心境に帰ることを知りなさいということです。

 

そして、自分は地獄に行くに違いないとあわてるのは、

今の自分に知恵がなくて、

他人に尽くす「奉仕の心」がないからだと

老子は看破しています。

 

だから老子は、人間は死ぬまで勉強して知恵を持ち、

すべてを静観する気持ちを維持しながら、

他人への奉仕の気持ちを持てれば、

その人は人生の真の勝利者だとしています。

金持ちが人生の勝利者ではないのです。

真の勝利者とは、他人や社会に尽くせる人間のことなのです。

なぜならば人間は、必ず死んでいくからです。

 

「柔訳 老子の言葉」

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お客様の声

君津本店

●「毎年恒例でお願いします。」と

、習志野市よりご来店の女性。演奏

会の後のドレスを持って来られます

。(40代 女性)

 

伊勢丹新宿店メンズ館

お気に入りのスカーフのシミが取れ

て、「きれいになりましたね。」と

、とてもお喜びでした。

(40代 女性)

 

阪急メンズ東京

●オーダースーツ「ステラ」さんが

、またご紹介くださったそうです。

スーツを承りました。他のクリーニ

ング店でラペルのプレスを失敗され

たとのことです。よろしくお願い

たします。

 

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