誰もの心のもっとも奥深い内側にある
個の根源を意味する真我は、
安定して不変・不動な存在です。
この自分の真我に沿って、
真っ直ぐにコノ世を歩き、
行の習慣(盗み・賭け事・不倫・詐欺・不道徳な性交)に、
引かれないように人生を歩き、
どんな他人との間にも、
完全に平等に向き合うことを心がけている人。
そういう人が聖者という者であると、
古くから賢者たちは指摘しています。
[原始仏典『スッタニパータ』
第一章第十二節-二百十五番]
*正しいゴールの方向を指し示す
羅針盤(コンパス。ここでは真我)は、
誰もの心の奥にすでにあるのだよ。
*真っ直ぐ行けよ!行けばわかるさ!
*でもな、コノ世の道中には、
盗み・賭け事・不倫・詐欺・不道徳な性交などの
必ず「習慣性」になる魔の手が、
そこら中に伸びているのだよ。
*これに引っかかるのではないぞ!
という趣旨が述べられた項です。
そして、コノ世で生きる上で大切なことは、
*どんな相手にも、
平等な視点を持って接することなんだよ。
*相手を下に見たり、さげすんではいけないよ。
*天が見てチェックしている点は、
その人の平等性なのだよ。
王様になるべき最高身分だった釈尊が、
その地位を捨てて、カースト身分制度の
最下層の貧民に自ら入られた心がけが、
こだわりが、この項には出ています。
*習慣性のある悪事に染まらずに、
どんな相手にも平等な態度で接すること。
これを守り抜いた人が聖者であると、
古来の聖人たちも同意しているということです。
でも、「正しい」平等とは、
本当に難しいものです。
(出題)
「真面目に苦労して働く者の給与
=働かずに遊んでいる人の給与」
これの平等性について、四百字以内で述べよ。
これなどはまさに、民主主義と共産主義として、
国家同士でも回答が分離している
現代の社会問題です。
前記の出題は、それなりの理由があれば成立しています。
では、その理由がウソだったら、
どうなのでしょうか?
でも、ウソだと証明することが難しい問題です。
これもアノ世には、法則があります。
「ウソをついて平等性を悪用した
『悪平等』を利用した者は、因果になる」
ということです。
それはなぜでしょうか?
その説明が最初にあります、
*誰もの心のもっとも奥深い内側にある
個の根源を意味する真我は、
安定して不変・不動な存在です。
*この自分の真我に沿って、
真っ直ぐにコノ世を歩くこと。
*習慣性のある悪事に染まらないこと。
つまり、自分の本心・良心・真我・内在神は、
真実を知っているわけです。
他人や制度を誤魔化して利益を得ましても、
それを超えて完璧な帳尻のバランスが
コノ世とアノ世で取られるということが、
『スッタニパータ』では繰り返し指摘されています。
*そのウソを償うために、
来生は、逆の立場を経験する。
*どんなに言い訳をしても、
自分の良心が許してはくれない。
*とことん、さらに今生よりも
条件が低下した転生が続く。
つまり因果論では、
逃げ得は有り得ないと指摘されています。
だから安心しましょう。
自分の良心に従って、
コノ世を生きれば良いだけです。
ウソがなければ、自分の良心が
許す福祉制度は受ければ良いのです。
そして、もしウソをついて
平等を悪用する他人がいても、
それをうらやましいと思わずに、
その死後を想像して
気の毒な人だと思っていれば良いです。
*すべては完璧な平等に必ずなるということ。
*自分の良心と、天は、
すべてを見て知っているということ。
これを信じて、
精一杯にコノ世を生きれば最高です。
そして、他人に対しては、
どんな立場や条件の人にも
平等に接することを、
天は見ているということなのです。
「柔訳 釈尊の教え 第三巻」
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お客様の声
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