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「苦しみも明るく静観すれば、その意味と仏の恩恵が見えだします」12/13(水)

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もしも、

*知恵があり、思いやりが深く、

*自分と目的が同じであり、

*正しく生きようとすることを

自分の修行とする。

このような友人がいる場合は、

どんな因果、困難も気にすることなく、

あるがままに自然に、

喜んで共に暮らしていけばよいです。

[原始仏典『スッタニパータ』

     第一章第三節-四十五番]

 

しかし、そのような同伴者を

得られない場合は、

どんな自分の栄華や実績も

気にすることなく、

どんな交わり、集団の中に

自分がいましても、

自分一人で歩く覚悟を持ちなさい。

まるで一本角が立つサイのように

一人で歩みなさい。

「原始仏典『スッタニパータ』

      第一章第三節-四十六番]

 

前半の四十五番の項は、

釈尊の教えを共に求めていく

サンガ(組織)・仏教集団を

形成していくことを釈尊が認めた、

とする根拠の一つにされている項です。

 

「サイのように、ただ一人で歩け」と

連呼する釈尊の教えなのに、

どうして仏教集団ができたのか?

という大きな根本的な矛盾を

説明する項だとされています。

でも、この問題は四十五番だけを読みますと

「釈尊が集団になることを認めた」と

解釈されがちですが、

四十六番を読みますと、

釈尊の真意・深意が見え始めます。

 

この二つの項を続けて読みますと、

*自分と同じような志・目的を持つ

知り合いがいれば、共に歩んでも別に良いよ。

*でも、そういう知人が自分にいなければ、

無理は不要です。

自分一人で歩いて行けば良いんだよ。

 

つまり、この二つの内容に共通する内容は、

釈尊が「自然でありなさい」とおっしゃっていると、

私は感得します。

自分と似た方向性の他人がいる場合は、

その人を無理に拒絶して

自分一人でいようとすることも自然ではない。

そこに無理がある。

自分の執着がある。

もしそういう人がいれば、

「自然に」共に住む流れになれば、

それも良いということです。

そして、もしそういう人がいなくても、

別に気にすることはなく、

自分一人で生きれば良いということです。

 

釈尊の教えの根本は、

とにかく、「天上天下 唯我独尊

(宇宙には、たった一つの存在しかいない。

自分自身も、その一つの中の一部に過ぎない)」

ということに変わりはありません。

この基本の上で、コノ世で生きるには

前記の二つのパターンの内、

どちらでも自然になるほうで良いということです。

 

だから、「釈尊が集団を認めた」

と解釈をしましても、

あくまでも「唯我独尊」を忘れてはいけません。

 

全体で一つ。

自分一人であっても、

宇宙一つの中に、内側に、

自分がすでにいること。

「一即多 多即一(いっしょくた た・すなわちいち

,華厳経(けごんきょう)の中の言葉)」

 

*一つであるが、

無数(一人の人間は、無数の細胞から成り立つ)。

*無数であるが、全体で一つ

(無数の細胞は、全体で一人を形成する)。

 

この法則が、コノ世のすべてに貫徹しています。

家庭でも、会社でも、国家でも、地球でも、

すべてが「一即多 多即一」です。

 

この二つの項を観ましても、

やはり釈尊とは偏狭な変わり者・

堅物では決してないのです。

愛情に満ちた自由な御方です。

現代に生きる私たちのほうが、

「こうであらなければいけない」

という呪縛にかかっていると感じます。

 

この話で覚えておいて欲しいことは、

「一即多多即一」。

この視点で、日常の雑多な揉め事、

悩み、仕事を見て欲しいということです。

すべては慌てないこと。

なるようになります。

ただし、自分なりの最善を尽くす

努力を常にしていることが絶対条件です。

「柔訳 釈尊の教え 第一巻」

著:伊勢白山道より転載

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お客様の言葉

君津本店

★60代・男性

「あまりクリーニングに出いモノがないから、

近くのクリーニングに出していたんだけど、

やっぱり、ここがいい!!」とおっしゃって頂き

ました。古くからのお客様です。

木更津店

●40代・女性

「いい物はここに出さないといけない」と、

と高級衣類を出しに来てくださいました。

ここなら安心して出せるからと喜んでいら

っしゃいました。

 

伊勢丹新宿メンズ館店

●30代・女性

ロングコートにかかった紅茶のシミがキレイに

取れていて、嬉しそうにお持ち帰りになられ

ました。

 

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