他人の間違い(汚点・隠したいこと・嫌な秘密⋯⋯)ばかりを
常に探し求めて、それに怒り、つけ込む人は、
心の垢が大きく増していきます。
そのような人は、心の浄化からもっとも離れて行きます。
[原始仏典『ダンマパダ』 第十八章-二百五十三番]
人間とは、他人の悪いところばかりを見始めますと、
その人の良い点は「見えない」ようになるものです。
ほんとうに悪い点ばかりが目に付き始めます。
特に夫婦などはそうです。
一度でも相手の裏切りがありますと、
そのすべての行動にウソがないかと見始めます。
そして相手の間違いや矛盾点ばかりを
探して見ていますと、ほんの些細なことでも
「やっぱりね」とさらに相手への疑惑を
自分で確定してしまいます。
釈尊は、これではダメだとおっしゃっています。
その相手よりも、自分自身のほうが
心の穢れが増しているのが実態だということです。
そのようなことを継続していますと、
その相手以上の罪を自分自身が
結局は犯してしまうことになるのです。
コノ世は、犯罪を取り締まる人間が、
罪人以上の罪を犯すこともあるかも知れません。
伴侶の浮気を疑うことを継続していますと、
いつの間にか自分のほうが
当てつけのつもりで浮気をしてしまうかも知れません。
そして、伴侶の浮気は
実は誤解だったことがあとでわかり、
「疑っていた」自分自身が
ほんとうの悪人になっているかも知れません。
このすべては、相手の悪い点ばかりを
見ようとする視点から「始まっている」のです。
そうしますと、これはまさに
前記の釈尊の言葉どおりの内容が証明されています。
これが真理なのです。
犯罪を取り締まる人が、
暴れる容疑者を取り押さえようとして
死亡させてしまう事件が起きることもあります。
相手を悪人だと決めつけていなければ、
相手を絞め殺すまで
強く押さえつけないでしょう。
夫婦の場合にも
伴侶の良い点も「思い出して」いれば、
自分が間違いを犯すことはなかったことでしょう。
これらは、「相手を失ってから初めて気づく」ことが多いのです。
でも、それでは遅いのです。
このようなことを防ぐには、相手の良い点と、
相手が無実だった場合のパターンも
想像する・思い直すことが、
結局は自分自身を守ります。
釈尊の言われますように、
相手の悪い点ばかりを見ていますと、
ほんとうに自分自身のほうが
罪を犯す人になってしまうのです。
これは恐ろしいことです。
これは、今生での自分の因果(借金)を
増やさないためにも、覚えておきましょう。
「柔訳 釈尊の言葉 第二巻」
著：谷川 太一より抜粋転載
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お客様の声
君津本店
●「保管してもらうと安心！！また
お願いします」という声がうれしい
です。（50代 女性）
木更津店
●衿汚れのシミ抜きを出されたお客
様が品物を取りにみえ、衿がきれい
になったと、とても喜んでくれまし
た。
伊勢丹新宿店メンズ館
●スラックスがかなり汚れていましたが、きれいになっていると喜ばれて、本日も、スラックスを２点お預かりしました。（40代 男性）
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クリーニングのお勉強
●シルクのブラウスをクリーニングに出したところ、
着用時には気づかなかったシワが
出てしまいました。
どうしてこうなるのでしょう？
これはクリーニングのやり直しができるのですか？
クリーニングをした時に、
生折れが生じたのかもしれません。
こういう場合は、十分湿らせて少し温度を高めにし、
乾燥アイロンで仕上げると、
シワを除去できることもあります。
生折れは着用時のシワと異なり、
難度の高い仕上げ技術が求められます。
クリーニング店で仕上げのし直しをしてくれます。
「Q＆A クリーニングクレーム120」
著：澤 浩平 より抜粋
※生折れ（キオレ）とは、生地の製
造工程でできた折り目が、仕上げ加
工を行っても取れないで残るものを
言います。こうしたシワを取るには
、高温や高圧のプレスが必要となり
、生地の耐性を確かめながらのプレ
スになります。また、生地を織り上
げた時点でできていたシワを、プレ
スして伸ばして製品を作った場合、
クリーニングすることでこのシワが
復活することがあります。この場合
も、シワを取るのは難しいプレスに
なります。
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