人は見える周囲の環境を良くすれば、自分の
心が安心できると錯覚することです。しかし、
深い意味では、それでは同じ繰り返しを体験
するだけであり、自分の心の深い安心感は別
なのです。
自分の心を真に安心させるには、自分が孤独で
あることを素直に認めて、自分自身を静観する
ことで、自分の心中の「深く安心している存在」
に気づくことしかないのです。
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一人孤独の味わいを経験すること。
心の安らぎという安心を経験すること。
これらが真に自分の身に染みたならば、
コノ世から自分の怖いものが消え去り、
自分の因果も消え去ります。
なぜならば、
これらの経験は
真理を知ることに至るからです。
「原始仏典「ダンマパダ』 第十五章―二百五番]
この項を逆の視点から言いますと、
⑴真理を知る=悟ること=解脱するためには、
*深い意味では、
人は誰もが孤独であることを真に体験し、
自分自身を深く静観すること。
*安心感を他人に求めずに、
自分の中に深い安心が
存在することを体験すること。
この二つが必須であること。
⑵真理というものを知るというよりも、
自分で体験・経験すれば、
*コノ世での先行きを
心配する恐怖感が消滅すること。
*過去の自分の因果までが消え去るということ。
を釈尊がこの項で述べています。
人間というものは、
自分がほんとうは
孤独であることを認めたくないし、
孤独を避けようとして焦ります。
しかし、どんなに大家族で住んでいましても、
人は真の意味では誰もが孤独なのです。
誰もが自分の心の世界の中を
一人で生きており、
同時に周囲の雑多な光景の中にいます。
問題は、人は見える自分の周囲の環境を良くすれば、
自分の心が安心できると錯覚することです。
しかし深い意味では、
それでは同じ繰り返しを体験するだけであり、
自分の心の深い安心感は別なのです。
自分の心を真に安心させるには、
自分が孤独であることを素直に認めて、
自分自身を静観することで、
自分の心中の「深く安心している存在」
に気づくことしかないのです。
自分の心の奥の、
深く安心している存在に気づけたならば、
体験したならば、すべての悩みや恐れ、
過去の罪悪感までもが救われるのです。
自分で深く安心する心境に真からなれるのです。
だから、もし今の自分が現実に孤独な環境だと思えましても、
悩み恐れる必要はありません。
逆に言えば、自分の心を見つめて
真の安心を知るチャンスでもあるのです。
コノ世での逆転満塁ホームランの機会でもあるのです。
ただし、
*その生活の中「でも」自分の心を安心させる努力と、
*自分自身を静観することで、
自分の心中に深く安心している存在に気づくこと、
が必須条件なのです。
以上のような、
「真理の方向性」というものが
存在することを知っておくだけでも、
自分自身が身動きのできない老人になったとしましても、
深い安心感に包まれながら
次の旅へと旅立つことが誰でも可能なのです。
コノ世のすべての恐怖感から遠ざかることになります。
「柔訳 釈尊の言葉」
著:谷川太一より抜粋転載
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クリーニングのお勉強
●カットソーですが、
クリーニングに出したら
首回りや手首回りが伸びきってしまい、
胴回りは縮んでいました。
どうすればいいのでしょうか?
ニット素材(綿、アクリル)によっては、
着用中に襟回り、手首、ウエストなどの
リブ編み部分が伸びてしまうことがあります。
とくに手首回りは、
腕時計やブレスレットなどをしたり、
腕まくりをしたりすると、
伸びやすくなっている場合もあります。
縮んだものを少し伸ばすことはできても、
一度伸びた部分を元通りにすることは困難です。
伸びないように着用に
気をつけることが大事です。
「Q&A クリーニングクレーム120」
著:澤 浩平 より抜粋
※ニットに限らず、衣服は、同じも
のを連続して着用するのは避けた方
がいいです。ニットの場合は着用し
て伸びた部分が、休ませている間に
元に戻ろうとしますし、水で軽く押
し洗いをすることで、着用中に加わ
ったひずみが解放されて形が整う場
合もあります。連続して着用し過ぎ
ますと、回復できないところまで崩
れてしまいますので、休ませながら
着用しましょう。
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お客様の声
君津本店
●血液の付いたブラウスと、ヘアマ
ニキュアの付いたコートをシミ抜き
に出された方が、きれいになって、
とっても喜んでいただきました。
伊勢丹新宿店メンズ館
●「汗をかいていたワンピースが、
さっぱりきれいな形で仕上がってま
す。」と、お喜びでした。(70代
女性)