空中にいても、海の中にいても、
山奥の洞窟に隠れていても、
世界のどんな場所に逃れても、
死の恐怖から解放される場所はありません。
[原始仏典『ダンマパダ』 第九章-百二十八番]
「人間は死の恐怖から離れることは不可能だ」
「だから、逆に死の恐怖から、
逃げようとしてはいけない」
「だから、逆に死を正しく怖がりなさい。
正しく恐れなさい」
「そして、死を恐れるからこそ、
今を真剣に明るく生きなさい。
今のうちに、自分ができることを
思いっ切りがんばりなさい」
「人間は、コノ世が期間限定だからこそ、
逆にがんばれるのです。
コノ世が永遠では、
誰もがんばることができません」
この項を読みまして、
以上のような印象を感得しました。
この項は、「死」というテーマ以外のことも
示唆しています。人間は幸福を求めて、
いろいろな場所に行こうとしたり、
こうなれば幸福だ、あれが叶えば幸せだ、
ということを思いがちです。
でも、コノ世のほんとうの真相は、
どこに行こうと死の恐怖から
逃れることができないように、
幸福もよそにはないのです。
人間は自分自身の中に、
*大いなる存在の「実在」を感じないかぎりは、
*自分の心の中に幸福を求めないかぎりは、
常に絶対的に変化していく景色(環境)の中では、
いつまで経っても真からの
安心感・幸福感・絶対的な満足感を
得られることはないのです。
そして人は、
自分の右胸に永遠なる
実在(良心)を感じられれば、
自分の中に求めれば、
その時に初めて死の恐怖から
ほんとうに解放されるのです。
自分の心が絶対に死なないことを、
真(深)から感じられるのです。
自分の心が決して
「死ねない」存在であることが
自然とわかるのです。
自分の心が絶対に死ねない存在だという真実と真理から、
人は自ら死のうとしてはダメなのです。
自ら死ぬことをあきらめましょう。
そして、今を懸命に生きましょう。
「柔訳 釈尊の言葉」
著:谷川太一より抜粋転載
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お客様の言葉
君津本店
★40代・男性
毎週末、急ぎをお持ちになる方が今日もご来店
「また、宜しくお願いします」と、爽やかに。
木更津店
●汗で首回りが汚れたオープンシャツを出される
お客様。「いつもキレイにしてもらって助かります」
ととても喜んで下さっています。
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クリーニングのお勉強
●ウールの紳士用スラックスを
クリーニングに出しました。
すると折り目に沿って色が左右変わっていました。
変色は裏にも出ています。
他の部分は大丈夫なのに、
折り目の部分だけどうしてこうなるのでしょう?
折り目の部分が変色していることから、
折り目加工に使った薬品が影響して、
変色したと考えられます。
薬品を使う折り目加工とは、
プレスによって折り目を付けるのではなく、
ウールにパーマネント液を付けて
加工するようなものなのです。
薬品加工した時の変色は直りません。
軽度のものであれば補正業者で修正をし、
インキングが利く場合もあります。
あまり極端に左右はっきり変色してしまうと、
変色による差がうまく埋まらないこともあります。
「Q&A クリーニングクレーム120」
著:澤 浩平 より抜粋
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