悪い行為からの因果が、
まだ熟成しない間は、
悪い人でもまだ幸運に
出合うことがあります。
でも、悪い因果が熟成した時は、
悪い人には必ず悪事が返ります。
良い行為からの因果が、
まだ熟成しない間は、
いくら良い人でも
まだ災難に出合うことがあります。
でも、良い因果が熟成した時は、
良い人には必ず良いことが返ります。
[原始仏典『ダンマパダ』第九章 ―百十九・百二十番]
これは釈尊が、
人生のタイムラグ(時間差:互いに関連する
事柄の間に起こる時間のずれ)
についておっしゃっています。
このタイムラグのせいで、
コノ世に神はいない、
悪人が勝つ、正義はない、
不公平、不平等⋯⋯
という錯覚を
人は持ってしまうことがあります。
しかし、非常に長い視点で物事を観ますと、
やはり人間の一生の長い間に
起こります起承転結では、
コノ世の大半の善悪は
帳尻が合わされます。
もし合わない場合でも、
寿命や健康という形で、
最後には強制的に執行されていくものです。
でも、生きる間に強制的に
帳尻が合わされる人は、
まだ霊的には幸運なのが真実です。
その人には、
それがほんとうに「救い」なのです。
もし、帳尻が合わされないままで
コノ世を去りますと、
生死をまたいでも、
とことんタイムラグを
埋め合わせる重力が働くのが
宇宙の法則です。
これが厄介と言いますか、
厳格と言いますか、
体験する舞台が
死後の世界に変わっていますので、
大きな利子が付いての
帳尻合わせとなります。
肉体を失くして
心で体験する帳尻合わせとは、
コノ世の十倍の鋭敏さだと思えばよいです。
それが悪い帳尻合わせの場合ならば、
まさに絶叫します。
しかも人によっては、
何年も何十年も
何百年も何千年もこれが続きます。
自分がした善行による帳尻合わせらば、
まさに涅槃(極楽)の
圧倒的な快楽の海を体感します。
コノ世のどんな快楽よりも十倍増しです。
コノ世で自分が体験できなかった
性の快楽の無念などは消し飛びます。
そんなことがツマランことだったことを
死後に思いっ切り体験します。
だから、最近によく聞きます
学校や会社や家庭内でも
起こっているイジメは、
加害者が「他人に与えた苦痛」によって、
絶対に割に合わない反射を
自分自身に刻みつけているわけです。
アノ世での反射の様相を思い出しますと、
その恐ろしさに私は今でも身震いがいたします。
どんな相手でも、
内在神を抱えていることを忘れてはいけません。
コノの世で他人に
苦痛を与えた霊的な罪とは、
アノ世では非常に大きなことなのです。
その意味では、
まだ自分が被害者で
イジメられているほうが
幸いなのが霊的な視点です。
私も会社でイジメられたことがありますが、
この道理を知っていますから、
心中では相手のことが気の毒であり
可哀想に思っていました(笑)。
ほんとうにシャレにならないほど厳格であり、
崇高な真の愛情による
愛のムチが徹底的に貫徹する
大きな世界がアノ世に存在しているのです。
コノ世は、わざとニュートラルで
あやふやな状態に
置かれているだけなのです。
その人間の本性を出させるためにです。
結論から言いますと、
コノ世で自分に不幸がありましても、
それは実は超ラッキーな帳尻合わせであり、
「自分自身のための」
大いなる昇華と進歩のチャンスであるのが
霊的な真実です。
そして、コノ世で自分に
良いことがありますと、
それはほんとうに
内在神(良心)からのプレゼントなのです。
つまり、良いことばかりだったのが
霊的真実です。
この道理にアノ世で気づいて、
多くの魂がやはり再挑戦、
やり直しを希望して生まれてきたのが
今までの転生のパターンです。
今に生きている私たちは、
非常に貴重な再挑戦をしている
最中であると思ってください。
すべての善悪が
自分のために起こってくれています。
悲しみ、絶望することはありません。
どんな時でも生かされていることに、
自分が人生を体験できることに、
感謝をしていけば絶対に大丈夫です。
自分の右胸に内在する
大いなる内在神とは、
名無しの創造神だったのが
ほんとうの秘密なのです。
「柔訳 釈尊の言葉」
著:谷川太一より抜粋転載
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お客様の声
伊勢丹新宿メンズ館店
★50代・男性
リピーターのお客様で、お時間のない中ご来店
頂きました。ルイ ヴィトンのTシャツの首汚れ
がすっきり取れていて、笑顔で帰られました。
阪急メンズ東京店
●いつもドルチェ&ガッバーナのTシャツ等
のウォータークリーニングとパールトン加工を
されるリピーターのお客様が、Tシャツや白の
デニムのお引き取りに来店されデニムのシミ
抜きにお客様は感激されてお持ち帰りになられ
ました。
クリーニングのお勉強
●綿100%のベージュのコートをクリーニングに出しました。
戻ってきてからクローゼットに吊っておいて、
8か月後に着ようとしたら、
裾と袖口がピンクに変色していました。
なぜこうなったのでしょうか?
排水公害規制で禁止となるまで、
コットン類は直接染料で染めていましたが、
今はほとんどの場合、
反応染料という方法で染めています。
酸性の染料に染まりやすいウールと違い、
コットンは酸性染料だけでは染まりません。
そのため媒介剤として反応基を付け、
酸性染料を反応させて染めています。
これが反応染料と呼ばれるものです。
着色後、この反応基の劣化が進み、
比較的擦れがともなう袖口が
変色したと考えられます。
また、クリーニングのビニルカバーに含まれる、
酸化チッソガスが原因で変色したとも考えられます。
カバーが掛かったままだと、
背中や胸回りに比べて、
袖は濃度の濃いガスが触れやすい場所です。
さらにクローゼットに置かれている環境にも気を付けましょう。
クリーニングから戻ったら、クローゼットにしまったままにせず、
定期的に点検してください。
クローゼットの位置は太陽光が入りにくく、
空気の通りがよくて
湿気が少ない場所が適しています。
「Q&A クリーニングクレーム120」
著:澤 浩平 より抜粋
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