お年寄りに対して、
常に礼節を守り大切にする人には、
四種類の恩恵が増大します。
それは、寿命と、美貌と、楽しみ事と、
いろいろなパワーを保証するのです。
「原始仏典『ダンマパダ』 第八章―百九番]
現代人には耳が痛い人もおられるでしょうか。
大昔と違いまして、
核家族化が進んだ現代では、
お年寄りへの思いやりが
薄れている家庭が増えているかも知れません。
しかし、お年寄りの中には
寂しさと不安感のためか、
素直になれなくて嫌味や皮肉の一言が
多い方もおられることでしょう。
また、脳の老化から理不感に怒る方もおられます。
やはり老人だからと言って、
徳のない人に対しては
礼節を維持する気になれない
若者がいる気持ちもわかります。
ただ釈尊が、
表面的で道義的な意味や
比喩的な意味だけで、
老人を大切にする人間には、
*自分の寿命が延びる。
*顔が美しくなる。
*自分が楽しむ対象が増える。
*いろいろなパワーが増大する。
このようなことを保証するということはありません。
宇宙的な視点でも、
そこには必ず霊的な意味と法則があるのです。
ほんとうに大きな反射が、
親孝行などからは、起きるです。
実際の例としましては、
昭和初期に九州に実在して
「親神」と呼ばれた松下松蔵さんは、
透視能力とその場での瞬間の肉体の再生力は、
当時の医師たちも感服するほどの人物でした。
この人が目覚める切っかけは、
徹底した親孝行「だけ」でした。
農家のとにかく厳格な親だったそうです。
その試練に耐え抜いている最中に、
ある日にタライに一杯の血液を吐いて気絶し、
そこから目覚めますと千里眼を持つことに気づきました。
そして、「敬神崇祖」、
すべての神様に感謝して先祖を大切にすれば、
すべては叶えられるという
天からの響きを脳内に感じられました。
また別の御方では、
江戸期の神人と呼ばれた
黒住宗忠(くろずみむねただ)さんです。
この御方も徹底した親孝行「だけ」でした。
神主であった父親に従い、
ひたすら親孝行と天照太御神への感謝だけを
繰り返して生活をしていました。
そして、ある時いつものように
朝日を参拝した時に、
太陽が凝縮して自分の腹に入ったと言います。
それからの万能ぶりはすごかったのです。
日本の神道界を仕切る家系であり、
皇室にも関与する京都の吉田家から、
その死後に神として
祭られることを正式に許可された
珍しい御方が黒住宗忠さんです。
この二人に共通するのは、
親孝行と先祖への感謝でした。
有名な現代の経営者を調べましても、
この二点を大切にする人物が統計的にも多いのです。
つまり、これはもう迷信ではなくて、
人類に共通する遺伝子的な理由と原因が存在する
と考えるほうが合理的だと私は考えます。
コノ世で成功する男性、
あるいは幸福な女性になるには、
一見は関係がないと思われる
この二点を意識することが、
意外なポイントである可能性を知っておいてください。
運気というものが、どこから湧いて来るのか?
の答えでもあります。
そして、このようなことを
二千五百年も前に釈尊が、
ここまで具体的に四点を指摘して
発言している意味は大きいのです。
これは素直に聞いておくほうがお得だと言えます。
「柔訳 釈尊の言葉」
著:谷川 太一より抜粋転載
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クリーニングのお勉強
●仕事柄、スーツ姿で屋外にいることがほとんどです。
ある日ふと、上着の襟の裏側をめくったら、
襟の表と裏の色が変わっていたのです。
表側の生地が陽に焼けて色褪せてしまったようです。
これはどうすれば防げるでしょうか?
太陽光線による紫外線を浴びると、
お肌同様に繊維ももちろん日焼けするものです。
強い日差しのもとでは
衣服も日焼けし色褪せします。
とくにピンクやラベンダーなどの
紫系の衣服は、早く色褪せてしまいます。
女性ですとパラソルを使うなど、
日焼け対策をとったほうがいいでしょう。
「Q&A クリーニングクレーム120」
著:澤 浩平 より抜粋