大河や海が多くの河川の王様となっている理由は、
それが最も低いところに存在するからです。
低く存在することにより、
無数の河川の王様となれるのです。
だから、民衆の上に立とうと思うならば、
必ず謙虚な言葉をもって民衆にヘリ下り、
民衆の先頭に立とうと思うならば、
必ず自分の身を民衆のあとに置くことが大切です。
こういうわけで、
もし聖人が民衆の上にいましても
民衆は重いとは思いませんし、
聖人が民衆の先頭に立っていましても
民衆は障害とは思いません。
そのために天下の人々は、
聖人を喜んで推薦して嫌がることがありません。
聖人は誰とも争わずに推薦されるために、
天下社会に聖人と争うことができる人間は存在しません。
「友人が少ないと嘆く前に、
自分が知らずに高い位置にいないかを
注意しましょう」
「仕事がうまくいかないと心配する前に、
自分が低く謙虚でいるのかを考えてみましょう」
「自分が貧乏だとあきらめる前に、
それでも生かされている原点への感謝の心が
自分にあるのかを静観してみましょう」
自ら低く謙虚であれば、
すべてが集まる大河のように
色んな物事が自然と集まる自分自身になれる可能性を
老子が言っています。
高みから低みへと水が流れるのは、コノ世の法則です。
だから自分が低く謙虚でいることで、
何事も自然と自分に集まるようになっていくのです。
そして、お金持ちになっても、
その人が低く謙虚であれば周囲の人は
非難もせずに邪魔もしないということです。
自分を低く謙虚に維持するとは、
何とお得(真の徳)なのでしょうか。
何があろうとも、
短い時間限定(人生)の中での出来事に過ぎません。
あっという間に、
つらいことも楽しいことも終わります。
それならば、自らを低く謙虚にしながら、
思いっきり生きるのが最善なのです。
どんなことも良い思い出に、
必ず変わっていきます。
「柔訳 老子の言葉 写真集」
著:谷川 太一より抜粋転載
・・・・・・・・・・・・
7月までが未来の「基本」「土壌」「道」
「流れ」を作る月。
●99歳の老院さんが多くの方に惜しまれ
大往生を遂げた。お寺を継承し、「先祖供養」
「感謝と合掌」の土壌を育んでいくこである
ことを明確に教えられた。
●全入荷品の見積もりを僕が先頭切って
行うことで、「通常」「指定ブランド」
「ラグジュアリ」の三段階料金規定が
しっかり根付きつつある。他の人に任せる
ことなく、淡々と「見積もり」をやり抜く
ことで「未来」が創られていると実感。
頑張る。
●お寺の裏の土地の問題も7月一杯で
決着を付けれることで、9月の出産や2年後
の長女夫婦の新居の運びがスムーズにいく
流れができた。
当然、当事者の日々の神仏や先祖への感謝が
あっての事。
●親類のお寺の問題も当事者の心が開き
自らの道を歩む勇気と決意によってこの
7月に前進できたことは大いに価値がある。
この問題が8月にずれ込んだら真逆の方向
に向かっていたかもしれない。
●本日、次男に具体的な治療院建設に向
けての具体的な提案を行った。
これも数々の流れから感じ取ってのこと。。
7月いっぱいに具体的な実施計画を立て、
10月の開業に向けて本気で動き出せばコツ
コツと末永く存続できる治療院が開設され
ることだろう。
いろいろ考えたが、園長は兼業ではなれ
ないので、治療院を繁盛させると共に保育
の勉強を行いながら経営者としての理事長
の力をつけていくことが肝要と思う。
それをしっかりと決めるのがこの7月。
●伊勢丹には謙虚で素直な新しいスタッフ
が入り、大きく変わる気配を感じている。
接客の良さと技術のクオリティの高さが
かみ合えば、10月以降とても高い売り上げ
を確保できると思う。また、来年の3月から
の売り上げは過去最高を記録すると確信する。
とにかく謙虚に感謝し、日々の努力を怠ら
ないことが一番大切。