他人のことを知る人間は、
普通の物知りな人です。
しかし、自分のことを知っている人間は、
とても聡明な人物なのです。
他人に勝つ人は、力があります。
しかし、自分自身に勝てる人間は、
本当に強い人物なのです。
どんな現状にも満足することを知る人間は、
本当に幸福な人です。
自分の願望が強過ぎる者は、
無理をしてしまうものです。
自分なりのマイペースを失わない者は、
何でも長続きをします。
さらには、自分道を生きる者は、
死後も永遠の命を生きるのです。
私たちは「自分を」生きているように思っていますが、
「他人の視線のために」生きていることがあります。
色んな他人の視線を気にするがために、
無理な生活を自分で演じることがありがちです。
他人の視線のために、自殺までする人もいます。
このような人は、本当に自分を生きていたのでしょうか?
他人の視線という、
自分が作り出した幻想の中を生きていたのではないでしょうか。
人間は、自分オリジナルの磁気=「気」を、
自分の「生活の中で」こそ、
色んな視点から養うことができるのです。
どんな嫌な生活の場でも、
自分の「気」(オリジナル磁気)を高める修行場にすることができます。
そして、自分という者を真から理解すれば、
それはいきなり宇宙全部を知ってしまうことになるのです。
段階などないのです。
有料でも無料でも他人の気を自分に注入すれば、
その人はオリジナル磁気を亡くして早く老化し、
永遠を生きることがないでしょう。
限定された迷いの世界に生きることになります。
まさに「自分を生きていないからです」。
自分の生活を楽しみ、感謝をしましょう。
それが最も答えに近かったのです。
「柔訳 老子の言葉 写真集」
著:谷川 太一より抜粋転載
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