人間は、何かを「しよう」と思い続けている最中は、
歳をとらないと言いますか、
真剣に何かに没入している間は
時間が止まると私は感じています。
何かに熱中していて、
ふと気が付くと半日も過ぎていたような経験は、
誰にでもあるものです。
その人の体内時計は、
本当に半日も静止していたのではないか?
と私は思うのです。
つまり、いつまでも若く見える人とは、
余計な雑念の思考が少なくて、
淡々として継続した何かに
「熱中」「没入」「〜をしよう」という外
「状態」が多い人だと思うのです。
それでも肉体は誰でも加齢をしていきます。
それは、熱中が冷めている時間や、
没入が解かれた時間がどうしても生じるからではないでしょうか。
逆に言いますと、
年齢よりも老けて見える人とは、
①行動せずに、脳内で悩んでいる時間が長い人。
②熱中するものがない、
何かに没入することがない、
~しようとする時間が少ない人。
このように感じます。
自分の趣味=仕事とは、
本当に幸福なことです。
しかし大半の人間は、
仕事=嫌なことであるのが実態です。
子どもでも、勉強=嫌なことであることが多いです。
では、どうすればよいのでしょうか?
「嫌なことの中にも、自分の好きなことや、
生きがいを見つけること」ができれば最善です。
私の場合は、仕事は集中する実験場・自分の修行場だと思い、
さらに給与がオマケでいただけると思っています。
ただ一般的には、嫌なことを好きになろうと
思い込もうとしましても、
老子が言う自然体にはなれなくて、
やはり無理があります。
そうであるならば、
嫌な仕事、嫌いな環境であるのは
自分の生活のために仕方がないと思い、
「それでも、仕事に集中することを心がけること」
「仕事中に他のことを考えて、
心が漏電することを少なくすること」
「それでも生活できることに感謝の思いを持つこと」
などが大切だと思います。
このようにして人間は、
何かの「最中」にいることが多くなれば、
時間を超越した永遠を生きることに
つながると私は感じます。
人が死ぬ時も、
その人の心が思っている最中の方向へと進むと思います。
このためには、
普段から「良いことを思う最中」を
繰り返していることが一番に大切なのです。
「柔訳 老子の言葉 写真集」
著:谷川 太一より抜粋転載
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新渡戸稲造の武士道の核は仁(無償の愛)
昨日は久しぶりに阪急の佐々木さんと
お話が出来て楽しかったです。
やはり話している内容の本質が共有できる
人というのはなかなかいるものではなく、
その本質の中心にあるものが
決して我良しではなく、
無償の愛、
つまり新渡戸稲造の武士道の核である仁
であるというものを鋭く感じ取れる
人というのはなかなかいません。
売り上げを上げて結果を出す、
ということも必要ですが、
値上げも行い、
一点単価も思い切って上げても、
何故お客様たちの指示は変わらないのか。
前年比49%は何を意味するのか。
あらためて人間の生きる姿勢、
仕事の流儀とは何かをあらためて
教えられたように思っています。
研鑽を繰り返し
自信を持って頑張ります!
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お客様の言葉
君津本店
★前回のシミ抜きがとってもよかったので
また社人がお願いしますって・・と、
シャツの衿と脇の下の黄ばみ取りをまた
お預かり致しました。
伊勢丹新宿メンズ館店
●30代・男性
トレーナーのシミが綺麗に落ちていたので
「取れてますね」と、とっても喜んでいたた゛
きました。