遠回りで曲がった人生だからこそ、
逆に成長して悟る(完"全"になる)ことが
可能になるのです。
人生の苦労には一切のムダがありません。
人生が曲がる体験をするからこそ、
逆に真っ直ぐに直す人生体験をすることが
可能になるのです。
人生で落ち込めば、
そのへコんだクボミが大きいほど、
逆に大切なモノ(愛情など)で
満たすことが可能になります。
物事に破れれば、
また新たな挑戦をすることが可能になります。
もし破れなければ、
その経験はできないのです。
何もせずに、
眠ったままで人生を終えるのも人生です。
様々な苦労、失敗、離別⋯⋯、
ハラハラドキドキの経験をして
アノ世に帰るのも人生です。
どんな人生の物事も、
それを不幸だと思わずに
「経験」だと自分が受け入れることができれば、
変な執着が脱落するのがわかります。
ただし、ただ何でも経験するのではなく、
そこには自分の「誠意」(良心)が
存在することが大切なのです。
愚かな経験を、自分で肯定してはいけません。
自分の誠意をもって経験していけば、
どんな曲がりくねった人生でも、
それは盆栽の銘木のような輝きを放つと
老子は言っています。
過去に自分の誠意のない嫌な経験があったとしても、
今から誠意をもって歩いていけば
大丈夫になります。
盆栽では、死んだ枯れた枝でも、
その全体が完成した時には
重要なチャームポイントに変わっています。
これは、人間の人生でも同じなのです。
過去の失敗も大切な意味を持つのです。
誠意をもって、
頑張って時間限定の今の人生を生きましょう。
「柔訳 老子の言葉 写真集」
著:谷川 太一より抜粋転載
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お客様の言葉
伊勢丹新宿メンズ館店
★50代・男性
スーツにデザートソースを付けた
汚れが取れて「よかった。ありが
とうございます」と大喜びでした。
阪急メンズ東京店
●本日は閉店直後にお引き取りの
お客様が多数ご来店され、また
受付点数も冬物をお持ちになら
れる方がいらっしゃいました。